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101話 ページ2

三郎たちが去っていくと



孫兵「竹谷先輩。」



八左ヱ門「なんだ?孫兵。」



孫兵「鉢屋先輩って性格悪いですか?」



八左ヱ門「どうした、いきなり。」



孫兵「いえ、宣戦布告されましたので相手の情報を知ろうかと。」



八左ヱ門「宣戦布告って、三郎もAが好きってことか。まぁ、知りたいなら観察して相手の情報を知ればいいさ。」



孫兵「(そう簡単には教えてくれないか…)わかりました。」



孫兵は、ライバルに負けないように相手の情報収集から始める事にした。



それを見ていた一年生たちは



一平「鉢屋先輩もAの事好きなんだね。」



孫次郎「そうみたいだね。僕たちと扱いが少し違ったし、特別なんだと思ってたけど。」



虎若「三治郎、とりあえずあとで庄ちゃんに今の会話報告だね!」



三治郎「そうだね虎若。他のは組のみんなにも報告しよう!」




生物委員会をあとにしたAたちは



三郎「大丈夫か?A。」



A【は、はい…。大丈夫です。】



勘右衛門「でもまだ顔赤いよ。」



A【あぅ…だ、だって孫兵先輩、会うたびに口づけしていくので恥ずかしいです…】



庄左ヱ門『ふむ、Aが意識するたびに伊賀崎先輩は気を良くする。でもまだAには恋というものはわかってないはず。なら、誤魔化すのではなく違う手が必要か。』



彦四郎「庄左ヱ門?大丈夫?」



庄左ヱ門「え?あぁ大丈夫。ちょっと考え事してただけ。」



彦四郎「そっか、ならいいけど。(きっと伊賀崎先輩の対策を考えてたんだろうなぁ。)」



三郎は、庄左ヱ門が考え事をしているのに気づくもその事に触れる事はしなかった。



勘右衛門「さぁ、A。ここが競合区域だよ。」




少し落ち着いたAに話しかける勘右衛門。



A【競合区域と言っても何もないのですね。】



三郎「まぁ、敵にわからないようにする為の練習みたいなものだから当たり前だがな。」



勘右衛門「まだ入ったばっかりの一年生たちは競合区域の境目は、わからないだろうから気をつけること。わかった?」




庄彦「はい!」
A【はい!】



勘右衛門「よし!」



三郎「疾風、司、白。もしAが間違って競合区域に入ってしまったら助けてやるんだぞ。Aはまだ力をつけてないから罠に嵌まったら自力で解けないかもしれないからな。」



疾風「ガウ!」
司「コン!」
白「シャー!」



疾風と司、白は任せろと言うように返事をした。

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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時

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