89話 ページ40
彦四郎「わぁ!本当にしんべヱだったね!Aスゴい!」
A【ありがとう。彦くん。】
しんべヱ「何が???」
庄左ヱ門「気にしないで。それより、しんべヱ。食満先輩何処にいるか知ってる?」
しんべヱ「食満先輩?屋根の補修をするって言ってた!」
勘右衛門「何処の?」
しんべヱ「ん〜と…どこだけ?」
彦四郎「聞かないでよ!こっちが聞いてるのに!」
三郎「ははは!流石はしんべヱ。とりあえず、何処かの屋根を直してるなら長屋の方を探そうか。」
庄左ヱ門「そうですね。しんべヱありがとう。」
A【しんちゃん。これ。】
Aは、懐から金平糖を出してしんべヱにあげた。
しんべヱ「うわぁ!金平糖だー!どうしたの?これ。」
A【お祖父様の知り合いの方から、よくお菓子を頂くの。今日は金平糖だけど、他のお菓子の時もあるから頂いたらまたあげるね!】
しんべヱ「ありがとう!今度おやつパーティーしようね!」
A【は組のみんなでやろうね!】
しんべヱと別れ、長屋の方に歩いている時
勘右衛門「A、金平糖持ってたんだ。」
A【はい!小さいものだといつも懐に入れています。食べますか?】
勘右衛門「うん!食べたい!」
A【では、勘ちゃん先輩。あーん。】
勘右衛門「食べさせてくれるの!?わーい!あーん。」
Aが金平糖を摘まんで、勘右衛門の口元まで、持っていき口の中に入れた。
勘右衛門「おいしいね!もう一個頂戴?」
A【ふふふ!いいですよ。あーん!】
Aがもう一度口元に持っていき中に入れた時、勘右衛門は金平糖を持っていた指を口に咥え舌で舐めた。
A【!?!?】カァァ
突然の事にAはビックリし赤面した
勘右衛門「金平糖を持ってた指も甘いのかなぁっ思って舐めちゃった。」
勘右衛門は、Aに色気のある笑みを浮かべた。
庄左ヱ門「尾浜先輩、アウト。鉢屋先輩。」
三郎「イエス、ボス!」
三郎は、素早く勘右衛門からAを奪い庄左ヱ門の横に置いた。
勘右衛門「あー!Aー!」
庄左ヱ門「全く。怪しい言動をしていなかったのでAに触れる事を許してましたが、今ので危険人物に入りましたので、しばらくAに触らないでください。」
勘右衛門「そんなぁ〜!せめて、頭を撫でるのは許してください〜!」
庄左ヱ門「今日はダメです。A、手を出して。」
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時