74話 ページ25
勘右衛門「えぇー。三郎だけ名前呼びはズルい!俺も名前で呼ばれたい!」
A【えっと、勘右衛門先輩?】
勘右衛門「それでもいいけど勘先輩、もしくは勘ちゃん先輩でいいよ!」
A【では、勘ちゃん先輩でいいですか?】
勘右衛門「うん!わぁーい!あだ名で呼ばれたー!」
勘右衛門がAにあだ名で呼ばれ喜んでいると
庄左ヱ門「A。彦四郎もあだ名で呼んだら?長いでしょ?」
A【そうだね。それじゃあ彦くんでもいい?】
通訳してもらった彦四郎は
彦四郎「うん!Aの呼びやすいようにして!」
Aにあだ名で呼ばれ嬉しそうにしていると
三郎「それじゃあ、案内の続きをするか。よいしょ。」ヒョイ
三郎は、Aを抱き上げ歩きだした。それに三人も続いた。
それから5、6年生の教室案内が終わり次の委員会の案内をしようとすると
庄左ヱ門「鉢屋先輩。Aは2日に一回保健室に行くことになっているので保健室の案内は大丈夫です。」
三郎「そういえば、昨日の授業のあと伊作先輩に保健室に連れていかれてたな。わかった。」
勘右衛門「それじゃあ、どこからする?」
庄左ヱ門「そうですね。体育委員会は、きっと外に行って夕飯頃にならないと、帰って来ませんのでよろしいかと。
まず、室内の委員会である会計、作法、図書、保健委員会ですが、保健委員会は抜きにするので会計委員会からでよろしいと思います。
それから、外で活動している火薬、用具、生物委員会の順番でいいと思いますがどうですか?」
三郎、勘右衛門「それでいいと思います!」
彦四郎「庄左ヱ門…スゴいね。」
A【庄ちゃん、スゴいね!冷静だね。】
庄左ヱ門「ありがとう。A、彦四郎。それでは会計委員会から行きましょう。」
庄左ヱ門を先頭に歩きだした一行は
三郎「あれー。さっきまで私が仕切ってたのにいつの間にか庄左ヱ門が仕切ってる…。」
勘右衛門「まぁ、いつも冷静な庄ちゃんだから仕方ない。」
彦四郎「Aが関わると冷静じゃなくなりますけどね…」
庄左ヱ門「Aは、大切な妹みたいな子だからね。それに、は組の中心だよ。」
庄左ヱ門の言葉に嬉しくなったAは
A【庄ちゃん。大好き!】
庄左ヱ門「僕も大好き。」
Aと庄左ヱ門が笑いあっていると
勘右衛門「あれ?今通訳しなかったのにわかったの?」
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時