46話 ページ47
しばらくして、みんなでおはぎを食べていると
伝七「あ、いた。一平。」
左吉「探したぞ。」
一平「伝七、左吉、彦四郎も。どうしたの?」
彦四郎「どうしたの?じゃないよ。いつもの予習復習しようとしたけど、一平がいなかったから探してたんだ。」
一平「それは、ごめん。今日委員会で色々あったから今までご飯食べてた。食べ終わったら、みんなの所に行こうとしてたんだ。」
左吉「ならいいけど。」
彦四郎「それより、一平そのおはぎどうしたの?」
一平「このおはぎAの手作りなんだ!あとでみんなの分持って行こうとしてたんだ。」
伝七「え!?Aの手作り!Aって料理できるの?」
A《うん!料理はある程度出来るよ。でも和菓子を作る方が得意だし、最近は南蛮渡来のおやつにも興味はあるよ!》
庄左ヱ門「へぇー、スゴいねA。今度作ってみて?」
A《いいよ!》
伝七「A!僕にも作ってくれる?」
A《私が作ったのでいいなら作るよ!》
伝七「じゃあ、今度ぼ、僕とふた
庄左ヱ門「そういえば、A。ご飯食べたら5、6年生の先輩方の所に行くんでしょ?早く行ってみんなでゆっくりしよ。」
りで…」
一平『伝七…不憫…』
A《そうだったね!あまり遅いと迷惑かもしれないし行こ?あ、でも伝七くん何か言いかけてたと思うんだけど?》
兵太夫「気のせいでしょ!早く行こ。」
A《そう?じゃあ、一平くんこれい組の分で、孫次郎くんこっちはろ組の分!食べてね!》
一平「うん、ありがとう。」
孫次郎「う、うん、ありがとう…」
おはぎを食べ終わったは組は、食堂を出ていった。
伝七「………」
彦四郎「で、伝七?」
左吉「彦四郎、今は何も言うな。」
一平「本当に、は組怖い。」
孫次郎「今のわざとだよね…」
伝七「……あ、あほのは組め…覚えてろ!」
左吉「Aもは組だぞ。」
伝七「Aは別!」
鉄壁のは組によって、伝七の二人でおやつを食べるという計画は阻止された。
一平『これからもAに対する鉄壁は強化されていくと思うから頑張れ。伝七。』
彦四郎「とりあえず、部屋に行こ?」
左吉「そうだな。おい、伝七行くぞ。」
左吉は、伝七を引っ張り出ていった。
彦四郎「待って!」
一平「それじゃあ、また委員会で。」
孫次郎「うん、またね。」
彦四郎は二人を追いかけ、一平と孫次郎は挨拶して別れていった。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時