３５話 ページ36
三治郎「罠から、解放された僕たちは庄左ヱ門たちに木の上にAがいると気づかせない為にあえてAの名前を呼んで庄左ヱ門たちに警戒心を持たせた。」
団蔵「誰もAが木の上にいるとは思わないし、落ちてくるとも思わないでしょ？実際、庄左ヱ門たちも左右を見ただけで上は確認しなかった。」
喜三太「でも、落ちてきたことに気づかせる為にAは鈴を鳴らしたんです。ただ、そのまま落ちると危ないので、Aの体重なら大きな布を持って落ちると、スピードが緩やかになって受け止めてもらえると思ったらしいです。」
山田先生「判断力、状況を見て相手の行動を見る。良くできました。」
A【！ありがとうございます！】
山田先生「さぁ、今日の授業は終わりだ。A、一度新野先生の所に行きなさい。」
A【？何故ですか。】
山田先生「お前は、体調を崩して遅れたのだ。今だって立っているのもやっとだろ？」
A【！！バレた……】
伝えてもらっていた一年は組は
庄左ヱ門「！！A！無理しちゃダメだった言ったでしょ！」
は組「そうだよ！言ったでしょ！」
A《うぅ、ごめんなさい……》
これまで、体に力を入れていたAは倒れそうになった。
すると
伊作「おっと、大丈夫？」
A【善法寺先輩。】
伊作「うん、授業が終わって保健室に行くなら、僕も行くよ。僕は保険委員会委員長だからね。それに、これからもAの体調とか見ていく事になると思うから、保健室に連れていくね。」
は組「僕も！！」
文次郎「おいおい、お前達は委員会があるだろうが！」
は組「うぅ〜…、でもAが心配で…」
それを聞くと
A《みんな、心配してくれてありがとう。疲れているだけだから、みんなは委員会に行って？夕飯の時にまた会おう？》
は組「Aがそう言うなら、委員会に行く。」
５、６年生は、苦笑した。
それを見ていた山田先生は
山田先生『確かに、初めから受け入れてくれていたが、今の授業でAは組の中心的存在になっている。これで、ようやく安心だな。』
そう心の中で思っていた。
一年は組の子供達は、受け入れてはくれていたが、それは守ると言う思いから。
だが、今の授業でのAの行動を見て組の中心にいるのにふさわしいという流れを自然と感じていた。
そのため、Aに言われそれを承諾した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 398人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(･ω･｀)ﾑｷｨ (2023年2月13日 23時) (
レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜！！！！！ (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい！ (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます！ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです！間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか？ (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年7月8日 7時
