31話 ページ32
A達から、少し離れた所に悶え苦しんでいる二人がいた。
留三郎と勘右衛門だ。
伊作「留さん、生きてる?」
留三郎「グッ、俺は今猛烈に萌えている!あんなに可愛くて小さい子を腕の中に抱けるなんて庄左ヱ門がスゴく羨ましい!一刻も早くAをこの腕に!!」
伊作「あぁ、手遅れか…」
さじを投げた。
兵助「勘ちゃん?」
勘右衛門「兵助、俺は今まで色んな女の子達に会って来た。だが、そんな女の子達が霞むくらいの光景を、この目で見てしまい早くこの腕の中に閉じ込めたい!」
兵助「霞むって失礼だし、閉じ込めるのは犯罪だから。」
冷静にツッコミを入れる。
それを見て、Aは抱き付いていた庄左ヱ門から離れようとすると
庄左ヱ門「A、僕から離れちゃダメだよ。」
は組「いやいや!ちょっと待って!」
先程の綺麗な光景の後遺症により、庄左ヱ門はAを離そうとしない。
それを見かねて三郎が、Aに近寄り耳元で囁いた。
三郎「A、庄左ヱ門には伝えてやるから言いたい事を言え。」
そう言われ、Aは庄左ヱ門の顔を見た。
A【庄左ヱ門くん、私は離れて行ったりしないよ!だって今日からみんなの仲間だもん!それに誰かに連れ去られそうになっても助けてくれるでしょ?】
庄左ヱ門「もちろん!絶対助けるよ!」
は組「僕達も!」
Aは、嬉しそうに笑い
A【じゃあ、今は離して?先輩達の所に行くだけだから。】
庄左ヱ門「…わかった。」
庄左ヱ門は、Aを離した。
Aは立ち上がり、三郎の方を見て
A【鉢屋先輩、ありがとうございます!」
三郎「いや、何後輩が困っていたら助けるのが先輩だ。」
その言葉を聞いて、Aは三郎に駆け寄り抱きついた。
三郎「おっと!どうした?」
Aは、三郎に抱きつきながら上を見上げ
A【鉢屋先輩は、スゴく頼りになる格好いい先輩ですね!】
そう言い下から満面の笑みを送った。
三郎「っ!!」
三郎は、その衝撃に固まってしまった。
Aは三郎から離れて、あの悶えている二人の元に向かった。
文次郎「おい…鉢屋?」
文次郎に話しかけられた三郎は
三郎「………立花先輩。」
仙蔵「なんだ。」
三郎「…あの満面の笑みはヤバいです。あの子は天使ですか?俺、落ちてしまいました。」
仙蔵「天使だろ。私も落ちた。」
三郎と仙蔵は、Aに惚れてしまった。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時