忍術学園一年は組には女の子がいる

２話 ページ3

山田先生と土井先生が座った。


学園長「Aや、こちらがAの組の先生方じゃ。実技は山田先生。教科は土井先生じゃ。先生方、この子が言っておったわしの孫娘のAじゃ、事情は言っていたままじゃ。」

A【初めまして、本日よりは組に入学する事になりました、大川Aです。よろしくお願いいたします。】

Aはお辞儀をした。


土井先生「初めまして、こちらこそよろしく。他のは組の子供達は首を長くして待っているよ(笑)」

山田先生「本当にな、入学からAはまだか、まだかといつも言っておった。会うのは今日初めてだが、は組の良い子達はお前の事を待っていたよ。」

山田先生がAに微笑む。

学園長「それじゃあ、早速じゃが組に向かいなさい。何かあればわしの所に来るんじゃぞ。あと、ヘムヘムに戻って来るように言っておいてくれるか？外におるじゃろ。」


A【はい、……あ、お祖父様。あの、疾風と司は一緒行ってもいいのですか？】

学園長「あぁ、司は大丈夫じゃが、疾風は大きいからのぉ……先生方どう思われますかな。」


土井先生「そうですね、外にいた大きい狼のほうでしょうが、あの子達は大丈夫でしょう。」

山田「確かにあの子達は、好奇心旺盛ですから受け入れてくれるでしょ。」


Aは、それを聞いてほっと息を吐き出した。

土井先生「それでは、失礼します。」

山田先生「私も失礼します。」


学園長「うむ、よろしく頼みますぞ。」

A【行って参ります。お祖父様。】

３人は挨拶をして庵から出ていった。

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