まふまふさんが私を好きな理由

番外編1 名前呼び ページ39

本編は完結したのですがこの本編が好評だったため番外編をつくりました！


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まふまふさんは今日新曲を投稿した。



とってもかっこよくて、かっこよくて…とにかくかっこいいこの曲。
中毒性があってこの曲ずっと聞いていられるよ…




するとまふまふさんからのツイートの通知が来る。
急いでツイートを開くといつもの長文の面白ツイートだ。

１日１ツイートのこれはリスナーさんにとても好評で私もいつも見るのを楽しみにしている。




するとガチャっと防音室のドアが開いて私の方に近寄ってくるまふまふさん。


未だにこの方と付き合ってるって実感が湧かない。こんな素晴らしくて存在が神なこの方に…





｢……あ、まふまふさん。新曲聞きましたよ！
すっごくかっこよくて何度も聞いてます！あとツイートも見ましたよ！ちゃんとファボしましたよ！今日のツイートも面白いですね。｣



私は私の傍に腰を下ろしたまふまふさんに笑みを見せて話す。


するとまふまふさんは心底嬉しそうに笑いかけて｢ありがとう。｣と感謝の気持ちを伝えてくれる。



…あぁ、今日も生きててよかった。
この柔らかそうな笑顔が私の元気の源だから…


この可愛い笑顔、見れてよかった。




｢……でも、なんか…その…ちょっと、不満なことがあるんだけど……言っていい？｣




｢……えっ、な、何かありました？｣







｢…さん付け、やだ。｣



頬を膨らませて不服そうにいうまふまふさん。

ちょっぴり頬が赤くてその仕草は私の母性をくすぐった。




……えっえっ、か、可愛いんですけど！
見てて飽きないこのまふまふさんの可愛さ。



なのに顔はかっこいい…もう完璧すぎるでしょ。



でも……


｢わ、私は一応リスナーだし、まふまふさんのことをさん付けで呼ばない訳には…｣



｢…僕、Aちゃんの彼氏だよ？
僕もちゃん付けやめるからAちゃんもさん付けやめて？｣



あざとくお願いするまふまふさんに口を噤む。

この人、営業出来そうだな…もう。



私はお願い事を断ることなんてできず、YESの答えを述べてしまう。



こんな私の推しをさん付け以外で呼ぶなんて…
しかも本人に対してだし…緊張する…

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