オタクとオタク #3 ページ5
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「やっほー!チビ太元気にしてる?」
チビ太「おう!Aじゃねぇか!久しぶりだなバーロー!」
「ふふ、久しぶりだね。
相変わらずお元気そうでなにより。」
それはAもだろ!、と笑うチビ太。うん、チビ太は昔から変わらないな。
チビ太「今日は1人か?
_____いつもチョロ松と来てただろ。」
「_____え。」
チビ太「何、もしかしてお前らコレか?」
ピッ、と小指を立てるチビ太。その顔はニヤニヤしていて。
「そ、そんなわけないじゃん!
____大体、チョロ松は私みたいな女、眼中に入れてないよ。」
やば、自分で言ってて悲しくなってきた。
チビ太「_____お前らややこしいなバーロー。」
そう言ったチビ太の声は私には届かず。
トド松「やっほー、Aとチビ太。」
トド松の声によってかき消された。
「あ、トド松。みんなは?」
チョロ松「家で寝てるよ。
先に家で飲んで潰れてる。」
トド松「本当に馬鹿だよねー!久しぶりにAに会うチャンスだったのにね!」
全然連絡取れないし、と言って頬を膨らますトド松。
「「あざとい。」」
「「え?」」
声が重なり、思わずチョロ松を見るとチョロ松も驚いたような顔。
一方、チビ太はニヤニヤしていて。トド松は何かスマホで撮ってる。
「_____あ、えと…
とりあえず、座ろっか…」
ほら、と席を空け、促す。うん、と言って当たり前のように私の隣に座ったチョロ松。
トド松「え、チョロ松兄さんがAの隣?
だめだめ、僕の隣来て、ほら!」
ここ、と言って自分の隣を叩く。どうしようか、と悩んでいると。
チビ太「2人の間に座れば万事解決だろバーロー。」
トド松「あ、その手があったか。
じゃ、はい。ここ座ってね。」
トド松に促され、そのまま移動する。
チョロ松「チビ太ー。酒。あとおでん。Aにもね。」
トド松「僕の分は!?」
チョロ松「自分で頼め。」
トド松「もう、チョロ松兄さんはAに対して過保護過ぎるよ。」
そう言いながら渋々チビ太におでんを頼む。
「ありがとう、チョロ松。」
チョロ松「レディーファーストだからね。」
ニコッと笑うチョロ松はやっぱりかっこいい。
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グミ - いい話だ〜〜〜お幸せに!! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 3854e4b4cf (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ - チョロ松か、可愛い・・・///最高です!面白かったです。ありがとうございました。 (2017年12月20日 20時) (レス) id: 077d2204f2 (このIDを非表示/違反報告)
しおみや なぎさ - 面白かったです! チョロ松推しなので夢主ちゃんと幸せになることを願います♪ 超絶可愛いよ〜!チョロ松! (2016年10月1日 12時) (レス) id: eb84659cfd (このIDを非表示/違反報告)
秋桜 - 最高ぉぉぉぉおおお〜!! (2016年8月11日 18時) (レス) id: 197db962be (このIDを非表示/違反報告)
愛松 - 私は、チョロ松の良さが分からなかったのですが、チョロ松girlになりました (2016年5月2日 10時) (レス) id: de53d93ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 | 作成日時:2016年4月6日 18時