オタクとオタク #19 ページ22
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チョロ松「にゃーちゃんより可愛かったかも。」
おそ松達の言葉よりも、この言葉が大きく聞こえて。
にゃーちゃんに勝ち目なんてないと思ってたから、期待しちゃう。
私は一体どうすればいいのか、わからないまま両手で顔を覆う。
松代「ニート達とAちゃん!!夕飯ができたわよ!!!」
これぞ天の助け。1階から聞こえる松代さんの声。
私は一刻も早く松代さんの元へ行くため、立ち上がり1階へと降りる。
「松代さん、本当にありがとうございます。」
松代「いいのよ。
_____そういえば、チョロ松とは上手くいってるの?」
「へ?」
松代さんの言葉に驚く私。ニヤニヤする松代さん。
松代「バレバレだったわよ?ねぇ、父さん。」
松造「そうだなぁ。かなりわかりやすかった。」
「えっ…」
その言葉にまた顔に熱が集まる。
松代「私達も協力するから、頑張ってね。」
あ、Aちゃんの席はあそこだから、とちゃぶ台の上に置いてある緑の模様がついてあるお箸を指さす。
「あ、ありがとうございます…」
お箸については敢えて触れず、ぺこりと頭を下げて言われた場所に座る。
トド松「A早すぎー。」
おそ松「お兄ちゃん寂しかったー。」
チョロ松「いいじゃん、2人とも。」
一松「わかりやすすぎたね。」
カラ松「可愛いかったぞ、カラ松girl。」
十四松「ご飯!ご飯!」
一斉に仲良く入ってきた6人。
席に着く私を見て、目を見開くチョロ松。
チョロ松「そ、そこ…僕の隣…」
僕はここ、と言って座るチョロ松。やばい、近い。
おそ松「えぇー!ずるいぞー!!!」
トド松「そうだそうだー!!!」
十四松「ずるーい!!!!」
一松「ひひっ、ラッキー。」
カラ松「仕方ないな…」
カラ松が静かに座るとそれに続いてみんなそれぞれの場所に座る。
「いただきます。」
六つ子「「いただきます!」」
正直チョロ松の隣は緊張するけど、
それ以上に嬉しい。松代さん、本当にありがとうございます。
唐揚げを頬張るチョロ松を見て、しみじみそう思った。
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グミ - いい話だ〜〜〜お幸せに!! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 3854e4b4cf (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ - チョロ松か、可愛い・・・///最高です!面白かったです。ありがとうございました。 (2017年12月20日 20時) (レス) id: 077d2204f2 (このIDを非表示/違反報告)
しおみや なぎさ - 面白かったです! チョロ松推しなので夢主ちゃんと幸せになることを願います♪ 超絶可愛いよ〜!チョロ松! (2016年10月1日 12時) (レス) id: eb84659cfd (このIDを非表示/違反報告)
秋桜 - 最高ぉぉぉぉおおお〜!! (2016年8月11日 18時) (レス) id: 197db962be (このIDを非表示/違反報告)
愛松 - 私は、チョロ松の良さが分からなかったのですが、チョロ松girlになりました (2016年5月2日 10時) (レス) id: de53d93ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 | 作成日時:2016年4月6日 18時