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相澤｢はい。静かに。
今回は重要な知らせがある。｣
1年A組のクラスの前。
私達2人は教室から漏れて聞こえる相澤先生の言葉にドキドキしていた。
今日から任務が開始される。
担任の相澤先生は(なぜこの時期に転校してきた？)と疑いの目を向けていたが、私たちに聞くことはなかった。
きっと五条先生が色々してくれたんだと思う。
本当に、担任も校長も“呪術師”という事は知らないみたいだった。
チラッと横にいる虎杖くんを見るとニコッと笑顔を向けられる。
虎杖くんの笑顔は不思議と緊張を溶かしてくれて私も笑顔で返した。
うん。ひとりじゃない。
頑張れる気がする！と一息着くと
｢｢｢学校ぽいのきたぁぁぁぁ！！！！！！！｣｣｣
教室から大きな声がしてビクッと肩を震わす。
いきなりガヤガヤとし始めた教室に、｢転校生がくる｣と生徒が言ったんだと察する。
虎杖｢賑やかだな…笑 高専にはない明るさ笑｣
小声で耳打ちする虎杖くん。少し耳がくすぐったい。
『うん笑なんか楽しそうだね笑』
と返すと、教室の中から
相澤｢お前ら静かに。2人とも入ってこい｣
と相澤先生に呼ばれる。
虎杖｢よしっ！いくか！｣
ワクワクした表情の虎杖くんの後を追う。
人見知りの私には頼もしい存在で、2人の任務で良かった。と胸を撫で下ろした。
｢虎杖悠仁！よろしくお願いします！！｣
90度に頭を下げる虎杖につられ、
｢た、立花Aですっよろしくお願いします。｣
と私も頭を下げる。
クラスはまたザワザワし始め、｢一日に2人も！？｣だとか、｢個性なんだろう！｣と盛り上がる。
相澤｢静かに。｣
しかしまた、相澤先生の一言でクラスは落ち着いた。
五条先生とは全く別もの。
多分高専なら｢自己紹介たーーいむ！！｣てな感じで、五条先生が1番はしゃいでそう。
相澤｢コイツらについて、色々聞きたいことがあるだろうがココでは伏せる。
ヴィランは俺らに素性を明かさないからな。
今日の授業を通して、個性等探ってみろ。
合理的判断だ｣
クラスの皆は、ググッと悔しい顔をしたが納得いった様で｢はい｣と元気よく答えた。
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エル - 全裸待機してます！！ (2022年9月29日 0時) (
レス) @page33 id: f64a271241 (このIDを非表示/違反報告)
亜麻 - 更新頑張ってください！応援してます！ (2022年5月4日 20時) (レス) @page34 id: 3ecc151c1c (このIDを非表示/違反報告)
灰音 - 面白かったです！ (2022年1月25日 21時) (レス) @page34 id: 2bb9e850cc (このIDを非表示/違反報告)
大福もちもち - めちゃくちゃこの作品好きです！体に気をつけて更新頑張ってください！ (2021年11月22日 17時) (レス) @page34 id: f9f407d9e8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - このお話大好きです！無理せず体を休めながら更新頑張ってください (2021年10月1日 18時) (レス) @page34 id: 34cc6e23be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2021年8月15日 0時
