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緑谷side
＿＿＿＿＿＿＿
《テメェ、鏡の個性だろ…ッ》
静まり帰ったモニタールームにかっちゃんの言葉が響く。
《あれ。もう分かっちゃったか。
うん。せーかい！
爆豪くんが攻撃したらその分爆豪くんに返ってくる。
私には当ってないの》
上鳴｢うぇ！？それじゃあ爆豪の勝ち目なくね！？｣
轟｢跳ね返る個性ならオールマイトでも大変だな。｣
腕組みしながら言う轟くんに、
緑谷｢ なるほど。
立花さんの個性は相手が強ければ強い程有利なんだ。
だから、かっちゃんを選んだのかも｣
と答える。
チートじゃん！とまたザワめいた。
でも個性だって制限があるはず。
切島くんの盾もいつか子滅ぶ時が来る。
かっちゃんは攻撃し続けてるから“鏡が割れる”タイミングが来るんじゃないかな…？
それに、かっちゃんが攻撃を辞めたら試合は長引くだけ。
《…ﾊｧ…ﾊｧ
ケッ最強なんてよく言うな。
強いのはお前じゃなくて、その鏡。
もっと言えば俺の個性だろーが！！
ずっと閉じこもってねぇで、はよ攻撃してこいや！！！！》
イラつき度がMAXになっているかっちゃんは立花さんに挑発をする。
確かに、かっちゃんが有利になるよう立場を変えた方がいいだろう。
《うん。じゃあ…》
その言葉に納得したのか、ダッとかっちゃん目掛けて走る立花さん。
制服のポシェットから何かを取り出した様だけど、角度で見えない。
かっちゃんは爆発で攻撃するが、それを無視して接近する。
そして立花さんは、かっちゃんの目の前にまでやってきて、
胸に何かを突き刺す動作をし、
かっちゃんは膝から崩れ落ちた。
耳郎｢先生！！？！
爆豪刺されたんじゃ！！！？｣
動かないかっちゃんと、立花さんの殺気にみんな動揺する。
《立花少女！！！
やりすぎだ！！直ぐにリカバリーガールを！！
刃物の使用は禁止だぞ！！》
マイクを使ってオールマイトが立花さんを叱ると、
《えっ！？オールマイト先生？私刃物使ってないですよ！？》
とワタワタと慌てる立花さんが画面に移った。
《どこにいますか？オールマイトせんせーい？
あれ…？せんせい…？どこだろう…？》
辺りを見渡している立花さんはもう殺気は感じとれず、
いつもの様子に戻っていた。
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エル - 全裸待機してます！！ (2022年9月29日 0時) (
レス) @page33 id: f64a271241 (このIDを非表示/違反報告)
亜麻 - 更新頑張ってください！応援してます！ (2022年5月4日 20時) (レス) @page34 id: 3ecc151c1c (このIDを非表示/違反報告)
灰音 - 面白かったです！ (2022年1月25日 21時) (レス) @page34 id: 2bb9e850cc (このIDを非表示/違反報告)
大福もちもち - めちゃくちゃこの作品好きです！体に気をつけて更新頑張ってください！ (2021年11月22日 17時) (レス) @page34 id: f9f407d9e8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - このお話大好きです！無理せず体を休めながら更新頑張ってください (2021年10月1日 18時) (レス) @page34 id: 34cc6e23be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2021年8月15日 0時
