未成年主と6人の執事吸血鬼 (ページ15)

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[15]厨房ページ15

大我目線

昼に摘んだ薔薇をオーブンで乾燥させ

前に作った、いちごのドライフルーツと一緒に紅茶にした

いちごと薔薇の香りが厨房にふんわりと広がる

京「絶対主様喜んでくれる！俺天才すぎ」

そう1人ではしゃいでたら北斗がやってきた

北「なんかすっごい苺の匂いする、紅茶？」

京「そう！今日新しく作ったヤツ、飲む？」

北「いいの？」

ティーカップに入れた紅茶を北斗が1口啜った

北「あ美味い、いいじゃん」

京「でしょ？」

髙「なんかいい匂いする〜、」

フラフラとやってきたのは髙地、この紅茶の匂いにつられてきたんだろう

京「髙地も飲む？」

髙「え飲みたーい！」

そう言って髙地も紅茶を1口飲んだ

髙「美味しい、いいねこれ！」

京「今日主様に飲んでもらうんだ〜」

主は俺が新作の紅茶を作って持っていくと、なんだか嬉しそうな顔をするんだ

俺はその顔を見るのが大好き

小学生が紅茶は早いと思うかもしれないけど､､

主が紅茶が好きになったのは、

今は亡き主の母、城神アリア様の影響

あの人は、
俺の作るバラの紅茶を気に入ってくれてたからな

北「なんか間想に浸ってるとこ悪いんだけどさ、料理作るから、差し支え無ければ出てって頂きたい」

髙「俺手伝うよ」

京「じゃあ俺も」

紅茶作りは簡単じゃない、

当主様にはくだらないと吐き捨てられたけど

主が喜んでくれる

アリア様が気に入ってくださってたから

最高に美味しいのを作りたいんだ