ハコヅメ＊６

・長　所 ページ6

※ 山田&A&川合、藤&源で組む。

川「じゃあAさんからー。
　 優しい、お洒落、綺麗、可愛い、細い、いい匂い…」

『おお〜めっちゃ出てくる。ありがとう(^^)』

山「みんなこれにストレス感じてない？ハードル高ぇ。」

『え？私の長所ないの？』

山「あるけどさ、ここじゃ…」

『ここじゃ言えない長所って何？』

顔を赤らめる山田。

源「山田、言わねえなら変わってくれ。」

山「嫌っす。」

源「じゃ、言えよ」

山「…頭いい、努力家、料理うまい、優しい、可愛い」

小声で言ったあと顔を隠す山田。

『ほぅ。ありがとう！
　
　次川合ちゃんの長所ね。
　可愛い、おかっぱ似合う、絵が上手い
　Tシャツ可愛い、元気いっぱい！』

川「Aさぁん。ありがとうございます。
　 はい山田さん。」

山「それこそハードル高ぇよ。」

川「え？私思いついてますよ。山田さんのいいところ。」

山「まじか？」

川「前科前歴がない、住所が定まっている、
　 定職がある。素行不良者ではない。
　 反社会的勢力との交流がない。」

『被告人っぽいのは何故？』笑

山「それ丸々パクらせてくれ。
　 川合の長所が５つも思いつかない」

川「嫌です。それだと承認欲求不満です。」

山「源先輩どうします？ぬぉ！」

無言で睨み合う藤と源に、驚く山田。

川「まっすぐ睨み合ってる…。」

山「いや、根がまじめな二人。
　 真剣に課題に取り組んでんだろ。」

藤(長所？)
源(はて？)

川「どういう感情になれば
　 あんな苦虫頬張った顔になるんですか？」

『さあ？』

藤「ダメ！だれか！源の長所思いつく人ー？」

源「言ってやれA！」←聞きたいだけw

『えっと…』と、
気まずそうに俯くA。

『すいません、言えません。』

藤「え？なに、その乙女な反応！？」

『ここは現ペアの山田が！』

山「源先輩の？んー」

渋い顔で腕組み首傾げる山田。

源「なんだ？その顔！お前苦虫でも噛み砕いてんのか？
　 逆に聖子ちゃんのいいところ思いつくのかよ？」

山「藤先輩…えっと…」

藤「何？その苦虫みたいな顔」

川「藤さんの長所ならいっぱいありますよ？
　 カッコいい。すごい。強い。
　 いい匂い。可愛い。髪きれーい。」

藤「小学生みたいな褒め言葉だけど…
　 ありがとう。」

川「いえいえ全然っ。全然っ」

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