Act.7 七尾 太一 ページ8
あのコミュ力MAX超絶モテ男のカズくんが、顔を真っ赤にして黙っている。
あの人は一体何者なんだろう。
太「カズくんばっかりずるいッス！オレっちも仲良くなりたいッスよ〜！」
『わんこ…？』
太「わんこ！？」
オブラートに包まれることもなく放たれた言葉は、グサッとオレっちの頭に突き刺さる。
ショックを受けていると、悪く思ったのか美女さんは少し慌てた。
『あ、ごめん。つい思ったことが出ちゃって…』
い「あはは…まぁ太一くんだからしょうがないよ」
太「カントク先生まで！？」
カントク先生からもわんこ認定をもらってしまったが、気を取り直して自己紹介を始めた。
太「オレっちは七尾太一ッス！よろしくしてほしいッス！」
『太一くんか。三浦Aです。よろしくね』
い「あ、ちなみに男の子だよ」
太「え！？オレっち、女の子かと思ってたッス…」
『よく間違われる』
ハハ、乾いた笑いをこぼしたAくん。
近くで見ても男の子とは思えない顔立ちをしている。
興味がどんどん湧き出て、目を離せない。
するとAくんは、オレっちの視線に耐えられなくなったのか、
『ちょっと、見過ぎ』
コツン、とオレっちの頭を小突いてきた。
Aくんの伸ばした腕の隙間から覗いた顔は少し赤く染まっていて、
太「ーっ///」
今まで男の照れた顔なんて何とも思わなかったし、女の子が大好きなオレっちにとって、Aくんとは良いお友達になれるだろうと思っていたのに、
Aくんの照れた表情は、オレっちの鼓動の速さを促進させた。
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みうら(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！不定期更新にはなりますが頑張ります。どうぞ宜しくお願いします。 (2018年7月5日 3時) (
レス) id: 35ea4b997f (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白いです。続き楽しみにしてます。頑張ってください！応援してます。 (2018年7月5日 1時) (レス) id: a38a23f7c7 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - めぐりさん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります。どうぞ宜しくお願いします。 (2018年7月4日 20時) (レス) id: 883feb171c (このIDを非表示/違反報告)
めぐり - 大好きです！応援してます！ (2018年7月3日 21時) (レス) id: 993c3cdf12 (このIDを非表示/違反報告)
みうら(プロフ) - なかやさん» 閲覧・コメント・応援ありがとうございます。もっと楽しんで頂けるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします◎ (2018年6月25日 17時) (レス) id: 883feb171c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：上原 | 作成日時：2018年6月22日 20時
