file.75 お出掛け ページ2
Aside
ーー親友と出掛ける予定をコナンくんも交えてする事にした。…まぁ、行くのはスイーツバイキングなんだけど。コナンくん、大丈夫かな??
A「でね、彼と連絡取るようにしてるんだけど、探偵のお仕事をしてるから取れない時も多いの。…一言、おやすみなさいって言って貰えるだけでも嬉しいから我が儘は言わないようにしてるんだけど。…やっぱり、会いたいなって…」
「あんたさ、コナンくんの前で良くノロケ話出来るね。私だけならまぁ、聞いてあげなくもないけど。…コナンくんは、蘭ちゃんとどうなの??」
A「蘭ちゃんは天使だよね。あんな非の打ち所のない子、居ないから。空手は強いけど、弱い所もあるからね」
最近会ってないな、今度デートに誘おう。園子ちゃん(知り合った)も誘おうかな??ポアロでなら話せるもんね。
コナン「Aさんも、弱い所あるんでしょ??」
コナンくんに尋ねられるとは思ってなくて、思わずきょとんとしてしまう。…私の弱い所ね。
A「全部、とまでは言い過ぎかもだけど…。でも、蘭ちゃんの気持ち、わからなくないかな。私の場合、本当は彼を好きになっちゃいけないんだよね。いけなかったのに、気付いたら好きになっちゃってたんだもん。…いや、むしろ前から好きではあったけど、恋愛感情ではなかったから」
…本当、零くんには敵わないな。私の方が、“好き”って気持ちで空回りしてる気がする。私より、今じゃ零くんの方がお兄さんなんだよね。出会った頃は、学ラン着てたのに。
「A、戻っておいでー」
A「…いってた??」
「彼の事想ってんのバレバレ。表情が柔らかくなってるんだもん。羨ましいわ、本当。コナンくん、チョコケーキ入れてくるね」
Aと話してなよと言って、親友は追加のケーキを取りに行った。…なん個目よ。
コナン「…Aさん、俺をその人に会わせないのは何故??」
A「彼は今忙しくて。大掛かりな事件を調査してるの。コナンくん、危ない事に首を突っ込み過ぎるじゃない??だから、彼の仕事が落ち着いて、そう遠くない内に会わせられる筈だから。それまで待って??」
番外編とかで会ってても、本編ではまだだから(メタイ)。
コナン「そう遠くない内に、ね。Aさん、その時はちゃんと前もって教えてよね」
A「勿論。彼にも言っておかなくちゃ」
組織に居る間は連絡取れないから、透くんから連絡来るのを待たなきゃ。…今日来ないかな、電話でもメールでも良いから。
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葦原 さくら(プロフ) - やっちさん» 優しいお言葉、とても励みになります。リハビリがてら1話アップさせて頂きました。此処に来る頻度は低いですが、少しずつ書いていって、この作品や他作品も完結はさせたいと思っております。これからもこの作品をどうぞ宜しくお願い致します (2022年11月26日 23時) (レス) id: 41f7d823e5 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - さくらさん大丈夫ですか?ショックでしたね。続きは読みたいですがお元気になるまで待ってます (2022年8月12日 4時) (レス) @page9 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - せっかく楽しみに待ってたのに (2022年7月19日 14時) (レス) @page7 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葦原 さくら | 作成日時:2020年1月3日 22時