私、トリップしてモテまくるの!?【名探偵コナン】

file.05 男の格好と女の格好 ページ8

Aside

ーーたまたま、仕事終わって男の格好のまま帰ろうとした。しただけなんだよ。…なんだけど、女の子に滅茶苦茶見られてる。しかも、なにか言ってるし。逆ナン??数回されたわ。断るの大変だし。私、男じゃないし。おいこら友人、笑ってないで助けろ下さい。

A「すみません、自分男じゃないんで…」

「えっ女の子!?やだ、すごいイケメン!!写真、良いですか?!」

…とまぁ、こんな感じに興奮気味の女の子に呼び止められる事、早数回。店でもちょっとしたサービスみたいなもので、写真は許可してるけど。…今外だからなぁ…。SNSに載せなければ。それを条件に、許可する。店専用のSNSには、私の色んな写真が載ってるけど。転載は駄目、絶対。

A「なら、２ショにしますか??スマホ、お借りしますね。シャッター頼むわ」

そう言い友人に女性のスマホを渡し、女性の目を左手で隠して左側に傾け、右の首筋にキスをする真似をする。

「…なんてサービスしてんだ。良くやるね」

A「良いじゃん。店でもやったしね、アンタ相手に」

大盛況だったわ。まさか、私が攻め側なんて。友人も男の格好だったから、一部の人向けだけどね。…女性と友人と別れ歩いていると、また景色が変わったよ。…次元の歪みみたいなのがあるの??やだ、非論理的。しかも、少し前の方に、松田さんと零くんが居るではないか。

A「零くん、松田さん。どうしたの??」

松田「やっぱりAさんだったか。さっき、女の子と写真撮ってただろ??首筋にキスしようとした奴」

ちょ、見てたの!?嘘、気付かなかった!!

A「見てたんだ。恥ずかしいなぁ、もう…」

降谷「今日は、男の格好なんだな」

たまにこの格好で帰るんだ、って２人に説明。

松田「にしても、降谷に似てるな。降谷がしてるように見えたぜ??」

えぇ…。やだよ、零くん。そんな事しちゃ。そんな目線を送れば、零くんはしないと否定した。

降谷「どっちかと言えば、緑川と松田がしそうだろ??」

A「あっ、確かに」

松田さんと緑川さんは、肉食系(←駄作者の偏見)に見える。零くんもそうだとは思うけど、口が割けても言えない。私に、なんだその目は。と訴えかける視線を送っているから。えっ、読心術を使えるの??やめて、私の心の中は零くんでいっぱいだから。読んだら悟られちゃうよ。

A「そう言えば、他の皆は??」

今日は別行動らしい。そうなんだ。…仲が良いんだろうな…。私も仲良くしてほしい。

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