私、トリップしてモテまくるの!?【名探偵コナン】

file.** 番外編３です!! ページ46

※赤井さんとお酒

Aside

ーー赤井さんが、呑もうと誘ってくれた。あまり強くないのだけど、と断ろうとしたら、大丈夫だと言われた。いや、なにが大丈夫なのかしら??言われるがまま、赤井さんの居る工藤邸にお邪魔する事にした。

A「ライ、バーボン、スコッチ。ウイスキーばかり。…私、ウイスキーは飲んだ事ないです」

赤井「そうなのかい??」

初めてなら、スコッチからだな。ハイボールにも出来るからとかで、かなり薄めに作ってくれた。私は度数の低い、甘いチューハイしか飲めない。ハイボールで飲めるかと思いながら、口にすると…。

A「美味しい…」

飲めてしまった。なので、おかわりを要求。赤井さんは苦笑いながらも、私の為に作ってくれる。

赤井「無茶はせんでくれよ??」

A「大丈夫ですよ、多分…」

其処から私は、失敗した。飲みすぎてしまったんだ。アイスを食べながらバーボンを飲んでみたり。ライを飲みながらスモークチーズを食べたり。赤井さんに止められつつも、３杯(１杯ずつ飲んだから)も飲んでしまった。度数の強いのもあるから、かなりふわふわしてる。

A「あかいしゃん。ふわふわしましゅ…」

赤井「だろうな。顔も身体も、真っ赤だ」

ブラウスのボタンを数個外し、熱を逃がそうとする。熱は中々逃げてはくれず、まだ外そうとするも赤井さんの手に止められる。

赤井「其処までにしないか」

開けすぎだと言われるが、暑いのは仕方がない。

A「あちゅいれす…あかいしゃん」

見上げながら名前を呼ぶと、赤井さんの綺麗な顔が近付いてきた。唇には、柔らかい感触。キスされてるのがわかった。

A「あかい…しゃん…??」

赤井「…君は、煽るのが随分上手いようだ。俺がこんなに堪えているのに」

“無防備にも程がある”。彼はそう言い、私の唇にまたキスをした。短く、触れるだけのキスを何回も。

A「あかいしゃん…よけいにあちゅくなっちゃう…」

赤井「そうか、もっと熱くなっても構わんよ」

耳元で囁くとニヤッと笑い、深いキスをされる。暫くすると、漸く解放された。

A「ぷはっ…。あかいしゃん…らめれす…」

赤井「すまんな、A。此方が抑えられそうにない。…最後まで、責任を取ると約束しよう」

その後は寝室に運ばれ、此処では言えないような事になった。ーー翌朝。お互い裸で寝ていたのに驚いた私が、悲鳴を上げてしまった。…笑うの我慢するくらいなら、大声で笑ってよね。その方がマシよ。

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