私、トリップしてモテまくるの!?【名探偵コナン】

file.** 番外編２です!! ページ45

※スコッチさんとお買い物

Aside

ーー維さんに誘われて、お買い物に来ています。いつもは、他にも誰かが付いてきて居るのに、今日は２人でなんだって。維さんと２人でなんて、中々ないから新鮮かも。

A「維さん、今日は誘ってくれてありがとう。なにを買うの??」

緑川「ん??今日はAに似合う服とか見ようかと思ってな」

えっ!?良いの…かな??維さんに選んで貰えるなら、嬉しいけど。

A「維さんが、選んでくれるの??」

首を傾げると、維さんは頭をポンポンと撫でる。…撫でられちゃった。

A「維さん、子供扱いは嫌だからね??」

緑川「してねぇよ。ーーさぁ、行くか」

維さんに連れてきて貰ったのは、ちょっと高そうなブティック。…えっ、こんなお店に入るの??

緑川「すみません、この子に似合う服を見繕って貰えますか??」

「畏まりました。お客様、どうぞ此方へ」

店員さんに連れて来られたのは、試着室の中。少しすると、店員さんが真っ白のシフォンワンピースと、赤のパンプスを持ってきた。それに着替えて、試着室を出る。

A「維さん、あの…どうかな??」

緑川「似合ってる。ーーすみません、これを全部お会計で。そのまま着て行くので」

「畏まりました」

維さんが私に、“プレゼントだから”と耳元で囁いた。…良い声で言われ私の顔は真っ赤だろう。

A「…ありがとう、維さん」

緑川「Aは可愛いから、なんでも似合う。次は、アクセサリーを見に行くか」

ジュエリーショップでネックレスを探す。小さな花の真ん中に、ラピスラズリが。…可愛い。他のを見ていると、維さんが店員さんとなにか話していた。維さんにランチに行こうと言われ、近くのカフェに。美味しいランチを食べ終わると、維さんが待っててくれと言うので、珈琲を飲みながら待つ事数分。維さんが帰ってきた。

緑川「A、これを受け取ってくれるか??」

ポケットから、小さな箱を取り出した維さん。受け取り、開けて良いかと聞くと、笑顔で頷いてくれた。中を見ると、私が見ていたラピスラズリのネックレス!!

緑川「宝石言葉って、知ってるか??」

首を左右に振ると、携帯で調べるように言われた。検索して出てきたのは、【愛・永遠の誓い】。

緑川「好きだ」

たった一言。その一言に、涙が溢れた。

A「私も、維さんが好き…!!」

緑川「知ってる」

そう言って、首にネックレスを付けてくれた。…維さんが大好きです。この気持ち、伝えれて良かった…。

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