私、トリップしてモテまくるの!?【名探偵コナン】

file.34 家でご飯 ページ37

Aside

ーー零くんを家に呼んだ。今日は肉じゃが作ろうと決めてたから、ちょうど良かった。和食にしよう。お味噌汁も作って、ご飯は味ご飯にして、お漬物と…。

萩原「今日は多目に作るんだね」

買い物から帰ってきてすぐ、私は晩ご飯の準備の為、キッチンに立っている。其処に手伝いに来てくれた２人。

A「うん。零く…透くんを家に呼んで、ご飯食べるから。その間、研くんと維さんはどうする??家に居て、一緒にご飯食べても良いし、出掛けてても良いし。研くんは眞兄さんとして、１回会ってるけど。維さんは、光兄さんとして会うのは初めてよね??」

緑川「そうだな。挨拶くらいはしといた方が良いか。その前に、変装しないといけないんだろ??」

A「勿論。その為の道具は、持ってるからね。光兄さんはどんな感じにしようかな…」

ご本家(緋色)の髪型は好きじゃない。ときメモの珪くんの髪型にしてみよう。声が同じだからね。イケるでしょ。←わからない人は、ググるとわかるから。

A「ちょっとメイクを施せば、終わりだよ。カラコン入れてね」

話し方は、少し丁寧に。それだけ伝えて、私は煮込んでいるお鍋の前に戻る。研くんがちゃんと見ていてくれたようだ。

A「味付けは、こんなものかな。火を止めておこうか。お昼はなにが良い??」

緑川「スパゲティ」

萩原「俺もそうかな。スープとサラダも付けてほしいな」

２人の要望を聞き、手早く作っていく。コンソメスープとナポリタンを作り終わると、お昼を回っていた。怒られはしないが、お腹の虫が鳴くのは仕方ないよね。

A「出掛けても良いけど、12時には帰ってきてね。あまり遅いと、怖いから」

この街は事件が起こりすぎて、夜とか夜中に外に出るの怖いもん。１日中事件起こるからね、…巻き込まれたくないけど。

A「…親友から着信入った。ゴメン、ちょっと電話掛けてくるね」

リビングから廊下に出て、其処で掛ける。

A「ちょっと、今忙しいんだけど」

『ゴメンゴメン。…実はさ、Aにお願いがあって』

この子のお願いは、あまり聞きたくないんだけどな。

A「聞きたくないけど、聞いてあげる。なに??」

『ご飯!!食べさせて!!』

A「…多めに作ってあるから、おいで。と言っても、米花町の家だから、維さんと迎えに行くから。今から??」

お夕飯時って事で、５時過ぎに店の近くのカフェで待ち合わせをした。…維さんに言わなきゃ。一緒に行ってくれるように。

file.35 賑やかな夕飯(降谷side)→←file.33 違和感(降谷side)

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