ビビり41 ページ41
「き、肝試し…だと…？！！」
一体私のこの肝の何を試すというのか。
試されなくとも私の肝ダメダメだよ。
出「A、無理しないで補習のみんなと待ってなよ。」
「そっか、その手が…そうすr…はっ！」
待て！待つのだ！！
私の計算によると、私が不参加になることによって
奇数になるんじゃ…！
するってぇと私のせいで誰がぼっちになるやつじゃん！
そんな、そんな無情なことできぬ…！！
「せ、せっかくだし試そうかな…肝…」
出久は驚いていたけど
誰がペアになっても頼もしいから大丈夫だよと言ってくれた。
そしてペアを決めるくじ引きの結果…
「なんか…せっかくなのに私でごめんね出久…」
出「なんで？！僕はAとペアで嬉しいよ！」
ほんとに嬉しそに言ってくれるから救われる。
ごめんよほんと、可愛い女子とうふふなチャンスだったのに…うう…。
爆「変われやクソデク！！」
かっちゃんが騒いでいたけど
くじの結果は変えられず、肝試しがスタートした。
…うう。暗いだけで雰囲気出まくりだよお…。。。
ひっ！なんかめっちゃ悲鳴聞こえる…！！
出久の腕にしがみつく。
出「A、ほんとに大丈……ん？」
「ひゃああなに？！お化け？！」
急にバッ！って振り返るの禁止！禁止だから！！！
ん？なんか、焦げ臭い…
あれは…
敵だ。
急な恐怖に心臓がドッドッドッと音を立てる。
固まって動けない私を背に庇いながら、
出久が知っていると言った。
きっと洸太くんの場所だ…！
だけど私の事を気にしてくれているのか
チラチラ見ながら悩んでいる。
「出久…！！わ、私なら大丈夫だから、は、はやく洸太くんのところへ、言ってあげて！」
精一杯の虚勢をはるも、声が震えて情けない。
出久はA…呟いて、1度ギュッと目を瞑ってから
飯田くん達に私を任せると告げて、
洸太くんの元へ駆けて行った。
私は飯田くん達と一緒に、相澤先生達がいる合宿所へ避難する為に走り出した。
飯「Aくん！大丈夫か？！」
「はっ…ハァッ…！だ、大丈夫！！」
体力がなくて情けない。
恐怖で足がすくみそうになるのを、
なんとか踏ん張って進む。
出久…出久大丈夫かな。
敵どれだけ数がいるの。
すっごく強い人だったらどうしよう。
死んじゃうなんてことないよね…？！皆…！！
皆どうか無事でいて…！！！
「…ん？！、んぐ！」
そう願いながら無我夢中で走っていると
急に背後から口を覆われて、物凄いスピードで皆から引き離された。
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莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
