ビビり5 ページ5
入学式から数日。
あれから毎日ではないが
道で会えばかっちゃんも一緒に登下校してくれる。
その際出久と手を繋いでいると
「チッ!!!」とすごい顔をするので
渋々離して2人にサンドして歩いてもらって
何とかビビりを凌ぐ。ビビりを凌ぐってなんだ。
友達のくしゃみやら
先生の突然の大声やら
今日も色々な事に順調にビビりながら日々過ごす。
ルナや心操くん以外の子達にも早くも私のビビりが
バレ始めていて
「なんか驚きすぎじゃない？」から
「また緑谷がビビってる」になり
「今日は何回ビビるか」と数える勢と
「何とかビビらせないように」という優しい勢が
クラスの大半に存在するようになった。
何回ビビるかじゃないのよ。ビビらせないでよ。つら。
ル「心操〜A〜昼行こー。」
入学式で話してから大体この3人で行動してる。
出久も最初こそ自分とかっちゃんがいないクラスでの私の事を心配してくれていたが、
毎日家で2人の話をしていたら嬉しそうなほっとしたような顔をしていた。
「ランチラッシュのご飯激うま。」
ル「てかAそんだけ？？全然食べないじゃんだからそんなひょろいんだよ」
「いやひょろいて。ちゃんと食べてるよほらもりもり」
心「確かにひょろいな。もっと食べろよ。」
心操くんまで。
食べてるよランチラッシュのご飯美味しすぎるもん。
あ、出久見っけた。相変わらずカツ丼食べて...
ウゥ〜〜〜！！！
ビックゥゥゥゥゥ！！！！！
「ななななななななになになになんだ？！なにがなんだ？！」
心「落ち着けA」
突然けたたましいサイレンが鳴って
私の心臓は50mは飛び出した(はず)。
ル「なにこれ？敵のしわざ？」
心「分からない。Aじゃないけど皆パニックに...てっ...」
とりあえず避難しようとして心操くんとルナとくっついていたはずなのにあっという間に人混みに流される。
待って、本当に待って。死ぬ！なんのサイレンなの？！
むりむりむりむりすぎー！！！
ルナも心操くんもいないしビビリ死ぬ！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
