ビビり29 ページ29
「なんやかんや2人きりになっちゃったね」
出「はは、そうだね...」
皆が集合すると、各々買いたいものを買って後で集合することになった。
店を探して歩き出そうとすると、後ろから出久が声をかけられた。
どうやら雄英体育祭を見て覚えててくれた人らしい。
「めっちゃ有名人じゃーん！ちょ、事務所通してくださいって言わなくていいの？」
出「いや芸能人じゃないから...てっ...！！」
急に出久の顔色が変わった。
どうしたんだろう？
2人で小声で話し始めて、ベンチに腰掛けた。
私も着いていくが、小声すぎて所々しか聞き取れない。
聞き取れないが、この人がやばい人だってことは分かった。
(ど、ど、どうしよう...！！なんで首を抑えてるの？あの指が全部触れると...出久はどうなるの...？！え、手、手の力強すぎない？！首閉まってるよね？！)
「あ、あ、あの...！！話の途中ですみません！！あ、あの...首の手を話した方が、もっと、こう、フレンドリーに話せるんじゃないかな〜って...」
出「A...！！大丈夫だから、麗日さんが誰か探して、一緒にいてくれる？すぐに行くから」
「え、さ、探してって言われても...」
こんな人混みで出久と離れるのはまだ少し怖いかも...。
？「ああごめんごめん！お兄さんとの話しは終わったよ。...体育祭で君も見たよ。実にすごい力だった。」
「え？あ、ありがとう...ございます..？」
知らないお兄さんはパッと出久から手を離して、
その手を私の頭の上に乗せた。...いや、乗せようとした。
出「フーッ！！...フーッ！！！」
「い、出久...？！」
出久がその手をギュッと掴んで、私の頭に手が触れることはなかった。
？「大事にしてるんだな...まあいいや。
じゃ、行くけど...追ったりしてきたら、わかるな？」
出「待て...死柄木！！...オールフォーワンは！何が目的なんだ？！」
「オールフォーワン...？！」
オールマイトが、前に言っていた...
ていうことはこの人はUSJ襲撃事件の...！！！
死「知らないな。それより気をつけとけな。次会うときは殺すときだ。それに...大事なものを失わないように気をつけろよ」
出「な、なにを...！！！」
麗「デクくん！Aちゃん！！」
お茶子ちゃんが現れて、事情を話して警察を呼んでもらった。
私は死柄木と呼ばれたあの男の顔も雰囲気も怖くて
しばらく固まってしまった...。
せっかくのお買い物は、
物々しい雰囲気で幕を閉じた。
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莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
