ビビり14 ページ14
心操くんと出久の戦いは、出久が勝利した。
ル「お疲れ〜」
「心操くん頑張ったね！よくやったー！よっ普通科の鏡！」
心「お前の兄貴には完敗だよ。」
「いやいや、あんたは偉い！よっ日本一！」
心「なんなのそのテンション」
ル「コイツなんかさっきから変。爆豪と逢い引きした後から...」
「ちちち違うから！！！やめーい！」
誤解生むやんけ。
「だからさぁ！逢い引きとかじゃなくて急に！急にね？かっちゃんが...うおおおおおお！」
パキパキッ
紅白頭...いや、轟おま、ほんっと！ほんっと！
私になんか恨みでもあるわけ？！
目の前に巨大な氷。これビビらん人いる？？
そして会場からはドンマイコールが流れた。ドンマイ。
その後も滞りなく着々と試合が進んでいった。
私の心を大きく揺さぶったのは、
出久と轟くんの試合。
出「みんな...本気でやってる」
出「勝って...目標に近づく為にっ...！」
出「全力でかかって来い！！」
出久...。
出久、強くなった。心も。
昔は私より泣き虫だったのに。
私があらゆる物にビビり始めて
えんえん泣いてるうちに、
出久はどんどん先へ行ってしまった。
「ちょっと...トイレ...」
ル「おけ。行くよ」
「いや1人で大丈夫。」
心ル「！？？？？！」
心「緑谷お前、どうしたんだ？体育祭でテンション上がってんのか？」
ル「やっぱり行ってから怖くなって泣いても知らんぞ？」
「へーきへーき！学校にも慣れてきたしさ！中学ではトイレくらいは1人で行ってたのさえっへん！」
自慢できることじゃないけどな。
席を立ってトイレに向かう。
なんだか心がもやもやする。
私だけが、取り残されている気分。
てか、待てよ？
道に、迷った。。。オワタ。
「ううううそーーん！別にほんとにトイレに行きたかった訳じゃなくてちょっと1人になってみようかなとかおセンチになっただけなのに
神様なんでこんな試練を与えるの
どうしようもう一生観覧席に帰れないんだ
うああああん！！」
「何してんだテメェ」
かっ、かっ、
「神様ぁぁぁ！！！」
後光の光が指しているかのようなツンツン頭に
ガシッと抱きつく。
「かっちゃぁぁぁぁぁん！かっちゃんさっきは嫌な態度とってごめんよおお！うえええんこんなタイミングで会えるとはなんて偶然！ほんとに神様みたいだよお！！！」
ホントになんて偶然。
かっちゃんに会えなかったら...一生迷子だった？！
勝「別に偶然じゃねえよ」
「え？」
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莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
