占いツクール
検索窓
今日:13 hit、昨日:221 hit、合計:88,133 hit

柱たちの心 ページ8

「…」


彩さんと出会った日からまた5日が過ぎた。
その間、しのぶさん以外の柱との接触は無し。

毎日、誰かが会いに来てくれたのに。


「…そろそろ心が折れるわ」


寝台の上で窓の外を眺める毎日…ではないけど。
毎日食欲はありますけども。


「お腹減った…」


落ち込んでいてもお腹は減るわけで
母上(アオイ)を探しに行こうと思う。

私、彩さんに何かしたかなあ。
この血鬼術が気にくわないの?


「あ、A!」


「母上…」


「いつから私はあなたのお母さんになったの…甘露寺さんが探してたわよ」


「ほんと!?!?」


アオイの手を握ると嬉しそうに笑いながら蜜璃さんのいた場所を教えてくれた。

嬉しい。
私を探してくれたんだ。

嬉し過ぎて走ってるとまた躓いた。


「…ひぃ」


転けると思ったけど衝撃はなくて
…美味しい匂いがする。


「あら、Aちゃん!」


「蜜璃さん!」


私を支えてくれたのは蜜璃さんだった。


「Aちゃん、会いたかったわ!」


「私も会いたかったです〜〜っ」


思わず涙が出そうになった。
色々込み上げてくるものがありすぎて。


「…どうしたの?」


心配そうに私の顔を覗き込んでくる蜜璃さん。


「…っ何でもないですよ!」


泣いちゃだめ。
蜜璃さんを困らせたくない。


「…言いたくないなら聞かないわ。けど、私はAちゃんの味方だからね」


そう言って抱きしめてくれた。
暖かい、良い匂い。


「ありがとう、蜜璃さん」


「ふふ、いいのよ」


蜜璃さんに話そうかな…
何か新しい情報をもらえるかもしれない。


「…実は」


今まであったことを話した。
柱のみんなが変な事、彩さんの事。

蜜璃さんは黙ってうんうんと頷いて聞いてくれていた。


「やっぱり!私もおかしいと思ってたの」


「何がですか?」


「Aちゃんが怪我をして帰ってきた次の日にね、伊黒さんと会ったんだけど…様子が変で」


悲しそうに話し出す蜜璃さん。


「いつもと違うのよ。話しかけても上の空で、Aちゃんの話をいつもするんだけど、何だか怒ってるみたいで怖かったわ…」


「そうなんですね…」


もうその時には彩さんに出会ってたのかも。

柱たちの心□←女の正体



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
設定キーワード:鬼滅の刃 , 鬼化 , 溺愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もっぴ(プロフ) - 今日この小説を知ったのですが面白くて一気見しましたああ!早くまえの柱のみんなに戻って欲しいです。。更新たのしみにしてます!!! (3月18日 1時) (レス) id: bfcff30253 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:enen♪ | 作成日時:2020年3月13日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。