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色沢 彩 ページ5

「ありがとう。私もAちゃんって呼ぶわね」


「…はい」


彩さんの笑顔は不気味。
心から笑ってない。


「それで、あなたの血鬼術を聞いたのだけど」


「…っどうして」


私の血鬼術はお館様と柱と蝶屋敷のみんな、炭治郎たちしか知らないはず。

口外するような人はいない。


「私、柱の殿方と仲が良いの」


「…!」


つまり、柱の誰かから聞いた。


「こう見えても、甲でね」


柱のひとつ下の階級。
この人、強いんだ…


「もう少しで柱になれそうなのよ。でも力が足りなくてね?」


「私の血鬼術を使いたいのですか…」


もし、私の血鬼術を使って十二鬼月を倒したとしても柱にはなれない。

自分の力じゃなきゃなれない。


「ふふ、あはは!!…違うわよ」


急に大きな声で笑って鋭い目で私を見る。


「お前の力なんてなくても私は柱になれる」


「…っ!」


目にも留まらぬ速さで刀を抜いたかと思うと私の首にピタリと付けた。


「ただね?あなたの力が邪魔なの」


動いたら斬られるかもしれない。
…いや、動かなくても…


「どうして…」


「柱の殿方はあなたをすごく気に入ってるみたいだったわ…まあもう私の虜だけどね」


私に頰に手を当てて近づいてきた彩さん。
甘い匂いがする。


「殿方と接吻ばかりしてはしたない女ね」


「…そんなんじゃ!」


「本当はあなたなんて斬ってしまいたいの…だけどまだ義勇さんが私の魅力に気づいていないみたいだから、ね?」


「みんなに何したの…!」


ドンッと押し返せばふらつく事もなく離れた彩さん。

首から少しだけ血が出た…


「何したのって、人聞き悪いわね」


「…」


「ただ、私の魅力にはまってしまったのよ」


そう言って刀を鞘に戻した。


「…っ返してよ」


「なあに?」


「みんなを返して!」


私を裏切るような人じゃない。
雛鶴さんたちも、善逸たちも、

傷つけるような喧嘩するような人じゃない。


「あなたの物じゃないでしょう?」


「…っそれは」


「なら諦めなさいよ。あの人たちの意思よ」


そう言い捨て部屋から出て行った。

女の正体、←色沢 彩



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もっぴ(プロフ) - 今日この小説を知ったのですが面白くて一気見しましたああ!早くまえの柱のみんなに戻って欲しいです。。更新たのしみにしてます!!! (3月18日 1時) (レス) id: bfcff30253 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:enen♪ | 作成日時:2020年3月13日 13時

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