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あなたの力に ページ29

杏寿郎 side


『杏寿郎さん、私の事を信用してないんですか?』


信用してなかった。
いや、信用してはいけないと思っていた。


「杏寿郎さんっ」


「ああ。彩か…」


原因は色沢 彩 と言う女隊士。
彩から聞いたAは俺たちを利用していて、裏では無惨と繋がっていると。
そして、俺たちを弄んで楽しんでいると。


「浮かない顔してますねぇ?」


「そんなことはない!」


だけど、Aはそんな事をするのか?
俺の知っているAはそんな奴ではない。


「何かあったら私に話してくださいね?」


「ああ。ありがとう!」


「私は杏寿郎さんの力になりたいですから」


そう彩に言われた瞬間、ガツンと頭を殴られたような気がした。









「杏寿郎さん」


いつだったか、俺が家族の事で少し悩んでいた時。
母上の墓の前で考え事をしてた。


「Aか…」


「いつもの元気がないですね」


そう言いながら隣に腰掛けてきた。


「どうして、ここに?」


「お使いに行ってたんです。通りかかったら、杏寿郎さんが見えたので」


どんな時も笑顔を絶やさない彼女。


「そうか」


「…杏寿郎さんのお母様はきっと、綺麗な人だったんですよね」


静かに話始めると、墓に向かって手を合わせた。


「母上は厳しく優しい人だった」


「杏寿郎さんを見てたら想像出来ます」


母上が亡くなってたら父上は変わってしまった。


「杏寿郎さんは強くて優しくて、周りを元気にしてくれる人です」


「どうした?」


急に何を言い出すのか…


「でもね、強い人でも悩むんですよね」


「…」


「私は強くないから分かんないですけど…」


言いにくそうに言葉を選びながら
一生懸命に話すAは可愛らしかった。


「杏寿郎さんの力になりたいです」


そう言って恥ずかしそうに微笑んだ。











誰かを頼ってもいいのだと教えてくれた。
安心出来る場所をいつもくれた。


「杏寿郎さん?」


「すまない。俺は君よりAの力になりたい!」


「え?ちょっ…!」


彩が何を言ったかは分からない。
俺は今すぐAに会うために走った。

強い子供→←ずっと覚えてる



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もっぴ(プロフ) - 今日この小説を知ったのですが面白くて一気見しましたああ!早くまえの柱のみんなに戻って欲しいです。。更新たのしみにしてます!!! (3月18日 1時) (レス) id: bfcff30253 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:enen♪ | 作成日時:2020年3月13日 13時

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