▶ 幸福のプリキュア、キュアペリドット - IV - ページ12
Ak「ぷーのすけぇ!!」
Pr「!!あっきぃ、まぜ太!」
妖精たちと帰っていたら、二人が走ってきた。
今日は走ってばかりだなぁ、と思った。
二人は、妖精たちがいることを確認して、ほっと一息ついていた。
Mz「てか、ぷーのすけどこ行ってたの?」
Pr「えっと…適当に走ってたらこいつら苺食っててさぁ!ｗ」
Ak「えぇ!?そのために飛んでったの!?ｗ」
何故俺がそういったのかを察したのであろう、プカたちは
ﾌﾟｶ「そｗ俺とチペが苺もらおうと思って飛んで来たらこいつらもｗ」
Mz「はぁ!?ｗなんだよそれ!?ｗ」
よかった、とりあえず誤魔化せた。…無理やりだけど。
…さて、とりあえず妖精たちどうすっか…
ｱｵ「あ、俺たちぷりの家に居候?する!」
他の妖精も賛成した。二人は「なぜ?」という顔をしていたが、賛成してくれた。
きっと、“プリキュア”についてだろう。
俺は二人と別れて、妖精たちをカバンに入れさせ、自宅へ入った。
Pr「ただいま〜…」
Na「あ!隆喜にぃ、おかえり〜!」
Pr「なーな!ただいま!」
こいつは俺の妹の奈々。「なーな」と呼んでいる。
なーなは今、中学2年生になったばかりだ。
俺にとって、唯一の妹であり、とても仲がいい。
母「あら、おかえり隆喜…ぷりの方が呼びやすいわね…」
Pr「いや俺の名前やねんそれｗ母さんがつけたってゆうとったやんけ!ｗ」
最近、「隆喜」と言われることが少なくなった。
その代わり、あだ名の「ぷりっつ」で言われることになった。
ええんやけど…たまには本名で呼んでほしいもんやわ…
Na「ね、ね!!ど〜だった?高校!」
Pr「めっちゃ広かった!ｗそれに、校長話なげぇ…」
Na「えﾞｯ…」
なーなが心底嫌そうな顔をする。
まぁ、なーながもしここに入るとしてもそのころには校長変わってるだろ((
とりあえず、めちゃくちゃ体力を使ったんで、自室で休むことにした。
Pr「…ん、もう出てきてええよ」
ｱﾌ「やた〜!!」
ﾏｺﾞ「仲いい家族だなぁｗ」
Pr「ありがとなｗ」
妖精たちはすぐに出てきた。
どれだけ退屈だったのか、わかるほどに。
俺は、わいわいしている妖精たちを横目に、ベットに寝転がった。
そして、ポケットに入れていたパクトを取り出した。
Pr「＿綺麗…」
なんやかんやいって、まだ正午だ。
陽の光がパクトの真ん中にある宝石…ペリドットを照らす。
とてもキラキラと輝いており、とても綺麗だった。
それと同時に、プリキュアになったという感じが全然しない。
でも、俺はプリキュアになったのだ。
Pr「…これから、頑張ってかんとな」
“幸福”のプリキュアとして。
皆を、幸せにするために。
ストロベリー帝国を救うために。
続く
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