あなたの番です。短編集！ (ページ3)

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神谷&水城② ページ3

水城side

神谷「水城さんって、、今、付き合っている人っていますか？」
急な質問に俺は驚いた。
水城「えぇ、、いないけど。」
神谷「じゃあ、、！好きな人はいますか！」
水城「い、、いない、、」
神谷「、、、そうですか。」
水城「いないって言ったら嘘になる。」
神谷「どっちですか⁉」
水城「いる！」
神谷「、、、そうですか。」
そう言った神谷は少し悲しそうに見えた。
神谷「自分から誘っておいて申し訳ないんですが、今日はもう帰ってください。」
水城「はぁ！？」
神谷「今日はありがとうございました。」
水城「いやいや待て待て‼どうしてだ⁈」
神谷「もういいですから、ほっといてください！」
水城「ほっとけるか！好きな人のこと‼」
神谷「、、、は、、？///」
俺は突然のことで口がすべってしまった。
水城「あ‼‼、、まぁいいから、話聞かせろ。」
神谷「、、、わかりました。」
そうして俺は神谷と一緒に夜道を歩いた。
神谷「人が一人もいないですね。」
水城「まぁこんな時間だしな、、、」
神谷は星がよく見える野原のようなところで足を止めた。
水城「？神谷？」
神谷「、、、月が綺麗ですね。」
水城「、、え？」
神谷「俺が言いたかったのはそれだけです。
じゃ、言いたいことも言ったので帰ります。、、また明日。」
そう言って足早に去っていってしまった。
水城「、、、今のって、、そういうことでいいんだよな、、？」
もう俺は神谷のことしか考えられなくなった！

月が綺麗ですね＝I love you