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収録が終わって、喉が渇いたのでスタジオ内の自動販売機を探して歩く。
そりゃ喉も乾くよ、わたしどれだけしゃべったの。
しゃべりすぎちゃったかなあ、またペンの子たちに「Aのソロステージ」とかツイッターに書かれちゃうかなあ、……
無事に自動販売機をみつけて水を買おうとしたら、背後からにゅっと、わたしより背の高い影が自動販売機に落ちる。
「水？」
「え、あ、はい」
素早く水を選んで、電子マネーで支払いまで済ませて、その大きな背をかがんで水を取り出すと、こともあろうにペットボトルのキャップまで外してから渡してくれる、ジェヒョニヒョン。
「わ、ありがとうございます」
「おまえいっつも水だね」
「……飲み物でカロリー摂っちゃうのもったいなくて」
「ふうん？」
わたしが水を一気に半分くらい飲んでる間に、自分から振っておいて至極どうでも良さそうな返事をしながらジェヒョニヒョンがアイスコーヒーを選ぶ。
一口飲んで、目線は自動販売機に投げたまま、ジェヒョニヒョンがひとりごとみたいに言う。
「おまえさ、今日の収録にもしウィンウィンがいたら、ジャニヒョンじゃなくてあいつを選んでただろ」
「 ……どうして？」
「おまえらは特別だったよ」
おれが束縛もできないくらいに。
こころなしか束縛、の部分を強調した言い方をするジェヒョニヒョンに、思わず苦笑いする。
そんなわたしをやっと横目でみたジェヒョニヒョンが、なんにも言わずわたしの手からペットボトルを取って、水を一口飲んだ。
「ブrrrルァッッックション」
「わあ」
「見た目に反してくしゃみがめちゃくちゃ男らしいんだよな」
「ウィンウィン風邪〜？」
「え、そんなことないと思うんだけどな」
▽afterword
なんでこんなくだらない話に1万字もかけたんだろう。
まったくお話を進められないまま話数の上限がきてしまいそうなので、もうこのページで本編(？)に入ることはあきらめました。
2に移行してからやっと本編(？)に突入できそうです。
いうても思った以上に長くなってきてしまっていてこころが折れかけです。
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花藤(プロフ) - 宇さん» だったのに削除してしまって大変申し訳ありません。かなりマイペースではありますがちょこちょこ書いているお話もあって、公開までいけるかはわかりませんが、気長にお待ちいただけましたらさいわいです。今回は素敵なコメントをほんとうにありがとうござましたTT (2021年5月16日 18時) (
レス) id: eefe3c42a8 (このIDを非表示/違反報告)
花藤(プロフ) - 宇さん» ご指摘だけではなく素敵なご感想のコメントまで、ありがとうございます…TTどうか配慮が足りなかったなどと思わないでいただきたいです、そもそもがわたしの不注意なので、お教えいただけただけでとてもとても助かりました、こちらこそせっかくいただいたコメント→ (2021年5月16日 18時) (レス) id: eefe3c42a8 (このIDを非表示/違反報告)
宇(プロフ) - 花藤さん» 実は早朝4時のコメントの後、そのまま最新話まで完走しちゃうくらいのめり込んで読ませていただきました＾＾すごく練られた文章でとても楽しいです!すっかり虜です..時間を見つけてまた読みます!そして続編も花藤さんのペースで書いていただけると嬉しいです♪ (2021年5月6日 18時) (レス) id: 9a50206458 (このIDを非表示/違反報告)
宇(プロフ) - 花藤さん» そこは出さずにお伝えすべきところ、もうひとつ配慮が足りなかったなと反省しております..花藤さんこそとてもご丁寧にレスいただきありがとうございます!全く不快ではないので気負いなさらないでくださいね>< (2021年5月6日 18時) (レス) id: 9a50206458 (このIDを非表示/違反報告)
花藤(プロフ) - 宇さん» 本来ならばわたしがきちんと見直して修正しなければいけなかったのですがご指摘いただきほんとうに助かりました。もしご不快でなければまた遊びに来ていただけましたらさいわいです…！言いにくいことだったでしょうに勇気を出してコメントいただき感謝いたしますTT (2021年5月3日 23時) (レス) id: eefe3c42a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花藤 | 作成日時：2020年12月22日 15時
