関西の太陽 VII (ページ22)

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レッスン場に早めに到着。大倉くんは後ほど来られるらしい。
小学生の子たちがいたりしてる中、親御さんへの挨拶がしたいから早くに来させてもらってコミュニケーションを取ってどんな子かのお話を伺った。

角｢あ！Aちゃん！おはようございますっ｣
『おはよ〜、話聞いてるん？』
角｢はい、レッスンAちゃんやって。お願いします｣
『偉いなあ、今日大倉くんもくるし。』
角｢まじすか？｣
篤｢Aちゃんや！おはようございます｣
『おはようあちゅ。』

ボイビの子たちが続々とやって来て、柔軟とストレッチを念入りにしてとりあえず挨拶と初歩的なステップや動き。
動きを揃えるのは人数関係もあるし、今回は振りと動線を覚える、が最低ラインかなと片隅で考える。

21年組の子達は慣れてきてるのもあってもう少し頑張ってくれそう。

休憩時間にも練習したりしてる子に、休憩しときと声をかけつつ光景を見てると、わたしもこうやってすえくん達に教えて貰ってたんやなあってエモい気持ちが出てくる。

池｢Aちゃん、｣
『んー？』
池｢個人メドレーのとこって流れこのままですか？｣
『通ししてから入れ替えるかもやな、』
池｢了解です｣
惺｢Aちゃん、呼びました？｣
『呼んだあ、惺太ダンスない歌の時動きつけよかあ』
惺｢はい、｣
『ぎこちなくてもいいから。次やってみるだけやってみて』

後ろを見てるとはいえボイビの所で気になる所はメモした。
レッスンは回を重ねる事にスポンジのように吸収していく子達を見届けた。