関西の太陽 VII (ページ3)

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* Masakado

休演日にデートに誘われたかと思えば、SnowManさんの見学に一緒に行くことになった。
残念じゃないと言えば嘘になるけど、まあご挨拶もせなあかんし楽屋に足を運ぶ。

『ふっかさん、お疲れ様です〜』
深｢A、来てくれてありがとう。正門くんも。｣
正｢お久しぶりです…、ライブよかったです｣
深｢うそぉ、頑張ったかいあるな〜｣

大晴に深澤くんに気ぃつけてな、と言われたものの今のところ特に何もない。
深澤くんだけじゃないし、マンツーで話してる感じもないから気ぃ張りすぎなんかな……

佐｢Aちゃんお久〜｣
『さっくんお久しぶりです〜』
阿｢Aちゃんじゃん、ふっかに会いに来たの？｣
『いやいや皆さんのライブ楽しみに来たんですよ！』
岩｢ふっか今日超気合い入れてたよ、｣
深｢ちょ待って｣
『え？』
岩｢やばい！とか言って。｣
渡｢まじうるさかった。A来るからだったんだ｣

ちょっとそれは聞き逃せへん。Aの元へ戻りたいけどさすがに康二くんの話を切ってまでは戻られへんし、意識があっちこっちに行ってそわそわしてくる。

向｢A〜、俺とも話してよ｣
『なんですかあ、』
向｢あんま正門ほっといたら怒られるん俺やねんから〜｣
『ほってないですぅ〜』
向｢舞台中なんやろ？また見に行くからな｣
『え、きてください！まってます！』

ふと後ろを向いて俺にぱちん、とウインク。
まさかやけど気づいてるっぽい。

深澤くんは康二くんにAを取られて少しだけ不服そう、やけどぱっと表情をすぐ変えて雰囲気を変えた。

『じゃあ、わたしらは失礼しますっ』
正｢失礼します｣
岩｢気をつけてね、ありがとうね｣
深｢またねぇ｣

最後Aにまた連絡する、と一言。ドアが閉まって
これは、強敵というかなんというか。

これはより一層守っていくべきなんやろうな、と他の人達が見てるけど肩を抱いて廊下を歩いて大晴への報告をする事を決めた。