関西の太陽 Ⅱ (ページ9)

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もんくんと晩酌ページ9

『いらっしゃーーい！飲むでえ！』
正｢早い早い、ほら冷蔵庫入れやな｣
『あ、ごめんごめん』

冷蔵庫には既に大量のおつまみが入ってるものの、お酒を入れるスペースももちろん確保してる。
明日仕事休みやし飲むか、と思ってたらもんくんにご飯誘われてちょっと飲むだけやったのにもんくんも休みって言われてそんなん宅飲みしよ！ってなって大量のお酒を買い込んだ。

2人でほろ酔い気分でテーブルにはアイドルとしては失格かもしれないお菓子と缶チューハイやビールを並べる。

『はいっかんぱい！！』
正｢乾杯、テンション高いなあ…｣
『もんくんと飲むの久しぶりやもん、みんなついてこれんし』
正｢んー、そうなあ｣

同じくらいの酒量を飲めるのがわたしともんくんくらいで多分わたしらがいちばん強い。
まあ、もんくん泣いたりするしわりとだる絡みするからだるいのもあるんやけどな。

飲みながら喋って、食べてを繰り返してたら0時前にも関わらずしっかりともんくんができあがった。

『…もんくん？』
正｢なにぃ？｣
『ちょっと近いんやけど』
正｢いやなん？Aちゃんは、おれが近いのいや？｣
『嫌じゃないけどさ、』
正｢んふ、じゃあええやん、もっとこっちおいで｣

トイレから帰ってきてぴったりと横にくっついて腕を組まれ肩に頭を置かれる。
わたしが彼氏みたいなってるやん。

人が酔うてたらあんま酔わんのよね、と思いつつ今度いじるネタにしようとカメラアプリを起動させる