関西の太陽 Ⅱ (ページ46)

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残りもんあったしついでに食べてもらお、とあっためてテーブルに出して残ってんの煮物やし適当に昨日買って安かった白身魚を焼いて、割とちゃんとしたご飯を出す。

『ほい、どーぞ』
小｢ありがと、｣
『…こじまの茶碗これやっけ』
小｢それ誠也くん、｣
『あれ？これか。…お箸はこれやろ』
小｢それ｣
『なんで夫婦茶碗やねんあんたら』

夜やしご飯は少なめに盛って渡したら美味しそうに食べてくれるし割と嬉しい。
ひじきとか久しぶりに作ったな。

『どー？美味い？』
小｢…うん、｣
『ま、ゆっくりしてって頭冷やしたら帰りよ？』
小｢帰らん。｣
『はいはい、分かったから。どんだけ居てもいいから』
小｢…うん｣
『泊まるねんからお皿洗いよろしく』
小｢えぇ〜｣
『居候は許さん！』

いつもと違ってやたらしおらしいこじまになんか違和感があるものの、ぶちぶち言いながらお皿を洗って勝手にアイス取り出して食うあたりやっぱこじまやなと思う。

ふかふかにした布団をベッドの横に敷いて、マネージャーに連絡をして寝る準備をしたら明日の仕事のために眠りにつく。

『はい、こじま寝るよー、明日仕事は？』
小｢ん、まいジャニと関バリと…雑誌。｣
『わたしロケと雑誌やし、ポストに鍵入れとくから』
小｢わかったあ、おやすみ、｣