関西の太陽 Ⅱ (ページ23)

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やさしさページ23

* Sano

仕事行く前に買い物してて道中に外国の方がいて困ってるっぽかった。
それに気づいたんはAちゃんで、すぐに駆け寄っていくAちゃんに着いていく。
……てかAちゃん英語話されへんのに。

『What's happen？ Are you in trouble？』

｢I don't know the way… I want to go to Ebisubashi…｣

『…OK、んー…Straighten this road…あー…』

｢straight？｣

『Yes、Turn right at the traffic light、えーっと…Continue directly onwards for about 200m』

｢OK! Thank you！What's your name？｣

『me? Yorie! 』

｢Yorie! Thank you very much！Please take a picture together…OK?｣

｢OK! …Thank you！You are welcome！bye！』

びっくりした。話せへんて言うてたのに。
写真撮って握手まで交してごめんごめん、って言いながら戻ってきて行こか〜ってサラッと言うもんやから。

佐｢え、英語話せたんすか？｣
『んなわけないやん、全然分からんかった』
佐｢いやでも、｣
『戎橋までが分からん言うてたから、たまたまよ』

絶対たまたまなんかとちゃう。リスニングも出来てたしちゃんと話せてたもん。
詰まったりとかしてたし、発音がめっちゃ上手って感じじゃなかったけど！

日本人が困っててもあんなにスっと行かれへん。

『分かったかなあ、あの人』
佐｢Aちゃんのおかげで分かったんちゃうかなあ、｣
『ふふ、ならいいねんけどな、』

@xxx
え？？これAちゃん？

@xxx
道がわからずに困っていたら助けてくれた彼女。
日本人は素晴らしい、無事に着いたよ。寄江ありがとう。
パッと翻訳したけどこんな感じ？
Aちゃんすごすぎない？

@xxx
写真撮るとかファンサしすぎ(笑)

@xxx
ノーマルカメラでこれは強いわ

@xxx
Aちゃんが話しかけて日本人がすごいってなるのほんとに親切に教えたんだろうな

佐｢……Aちゃんバレたで｣
『ええ？あ、ついたんや、よかった〜』
佐｢呑気やなあ…｣

ああ、やっぱりAちゃんのこういう所ほんまに好きやなあ。