元最年少が小さくなりましてさんっ！ (ページ3)

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虹青Side

淳太と一緒に亮平くんの相手をしていると、キッチンからええ匂いが漂ってきた。

きっと神ちゃんのことやから、盛り付けも丁寧にしとるんやろな。

そんなことを考えとったら、噂をしてた人物から声がかかった。

虹緑「あれー？お手伝いしてくれるええ子おらんかなー？」

緑「あい！おてちゅだいする！かみちゃぁぁ！！おてちゅだい！！」

元気いっぱいにキッチンの近くまで行って、神ちゃんから人数分のフォークを受け取った。

それをメンバーカラーに合わせてそれぞれ座るところに置いていく。

緑「りゅせくん、ちょっとみぎ！」

あ、この背丈だと届かへんからずっと俺がだっこしててん。

………なんかクレーンゲームみたいやな笑

赤「みんな揃っとる？じゃあ、いただきまーす！」

虹「「いただきまーす！！」」

緑「まーしゅ！！」

大きく口を開けてもぐもぐとリスみたいに頬を膨らませて頬張る亮平くん。

………それとは対立的に、亮平くんの姿をみてのほほんとする俺ら笑

緑「んまっ！かみちゃ、おいしー！」

虹緑「ホンマ？なんかめっちゃ自己肯定感上がるわ笑」

虹橙「なあなあ、俺もパスタ茹でてんで？」

緑「あっくんもおいしーよ！！」

虹橙「いえーい！」

みんなでワチャワチャ美味しく食べて………時々亮平くんの真っ赤な口元を拭いてあげて笑

食べ終わって片付けたらお勉強の時間。

淳太中心……………もとい、淳太が見てあげている。

このくらいの年齢の子は勉強やりたがらないと思ってたけど、亮平くんは真逆でどんどん質問している。

お陰で「英語なら教えられる！！」と意気込んでた濵ちゃんも撃沈笑

次のお散歩でなにするかを決めてた俺たちの会話にいつの間にか参戦していた。

虹赤「そういや、なんかメモに書いてあったよな？」

虹緑「えーっと、最近は目黒のお陰でサッカーに興味があるけど、リフティングも普通にボール蹴るんもまだ難しいねんて」

虹橙「なら流星と望の出番やん！」

虹桃「ふっふっふっ……………ついに俺らの時代が来たんやな！」

どや顔で胸を張る望。

亮平くんの中でのサッカー好きのイケメン枠は既に目黒で埋まっとるやろ、とは思ったけどあえて口に出さんかった。

ここで拗ねられたらめんどいもん←

あーでもないこーでもないと話していたら、いつの間にかお勉強タイムが終わっとったらしい。

今日は少し肌寒いから、亮平くんには薄手のパーカーを着せて早速みんなで公園に繰り出した。