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白Side
あれからトテトテと効果音がつくような歩き方でスタッフさんのところに向かった亮平くん。
緑「すたっふのおにーさん、すみません！」
ス「ん？どうしたの？」
緑「あのね、しなもくんのおぼーしがないないで、いっしょにさがしてあげたいの。でもね、ひかぅとふっかにおるすばんするーっていっちゃったから、もどってきたら『りょへはしなもくんのおぼーしさがしてましゅ！』ってつたえてほしーの！」
な、なんと言うことでしょう……！！
亮平くんはスタッフさんにちゃんと言伝を頼んでいるじゃありませんか！！
気分に任せて適当にフラフラ散歩に行っちゃうめめとは大違い！！！←
キャ「私やシナモンくんが常に付き添っているので、安全面はご安心ください！」
ス「わかりました！伝えておくね」
緑「ありがとーこじゃーます！！じゃ、しなもくん、おねえさん、いこー！」
きちっとお辞儀までしてお礼を言い、シナモンくんの手を取って歩き始めた……その後を追うカメラマンさん笑
あの光景かなり怪しいけど、亮平くんは気づいてないみたい笑
カメラマンさんが撮ってくれている映像は、俺たちがそれぞれ持ってるスマホでも見れるようになってるんだ。
俺達もそれを確認しつつ、ドッキリが円滑に回るようサポートしてるってわけ。
緑「しなもくん、おぼーしはどこでないないしちゃったのー？」
キャ「そうねぇ……あ、この近くにシナモンくんがお着替えした場所があるから、そこに行けばあるかも！」
緑「じゃあまずはそこにいってみよ！」
再びシナモンくんの手を握って歩き出した。
しばらくすると大きな木がある所まで出てきた、どうやらそこのステージの近くでお着替えしてたらしい。
キャ「お帽子はこんな感じで、青いワッペンが特徴なの」
緑「ん〜、みつからないねぇ………あ！これ……！？」
ステージの後ろ側から帽子らしいものを引っ張り出してきた。
キャ「どれどれ〜？………そう、これよ！シナモンくん、見つかったわ！きっと最初にかぶせた時に留め方があまくて後ろに落ちちゃったのね……キミ、ありがとう！」
緑「いえいえ！しなもくん、よかったね！」
シナモンくんも大喜びでしょっぴーに伝授したあのぽよぽよポーズをしてる。
キャ「んふふ、シナモンくんも大喜びしてる！……あら？向こうの方から声が聞こえるわ、何かしら？」
？「おーい、だれか！手伝って〜！」
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作者名：とわ | 作成日時：2023年4月9日 18時
