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『そこら辺座ってて、飲み物用意してくる。お茶でもええかな？』
「ありがとう、大丈夫だよ」
『了解〜』
そう言うとキッチンの方に向かって行った。
そこら辺って言われてもどうしよう…
流石にテレビの真正面に座るのはね…。
テレビの前にはテーブルがあって
とりあえず、少し端寄りに座ろうと
腰を下ろしたと同時にたーくんが
コップを差し出してくれた。
「ありがとう」
私がお礼を言うと、たーくんは
『どういたしまして、てか、何でそんな端に座ってんの？(笑)』
ってクスクス笑っている。
机を挟んで座ったから
向かい合わせの形になった。
『確かここにあったはず…』
そう言いながらテレビの横にある
棚から懐かしいあのゲーム機を出す。
「わぁ！久しぶりに見た(笑)」
思わず前のめりになって覗き込んだ。
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作者名：みりり | 作成日時：2017年9月2日 0時
