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ハザードをつけ、
『ごめん！待たせてもうて』
と、慌てて出てきたたーくんを見て
一瞬固まってしまう。
わ…カッコいい…。
この前とは少し違う雰囲気
大人っぽい服装に
なんだかドキドキした。
「だ…大丈夫だよ！そんなに待ってないから」
精一杯の笑顔で返すと
『よかったー…とりあえず車乗ろか』
たーくんも安心した表情で笑う。
クシャと笑い、目が細くなる
その表情を見て
また胸が高鳴るのが分かった。
『あ、Aはこっちに座ってな』
たーくんの後ろをついて行くと
助手席側の扉を開けてくれた。
「いいの？助手席に座って…」
恐る恐る聞いてみる。
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作者名：みりり | 作成日時：2017年9月2日 0時
