夢の共演 ページ33
Sside
「松潤、何したい? 次は「ふ」からだけど」
俺らが毎月出させていただいている雑誌があるのね。
その企画として、しりとりの単語に合わせた撮影をするのがあるんだけど。
今回は俺と松潤なの。
「……んー、翔さん何かしたいのあります? 」
「俺? ……俺はね、この子達と一緒に撮影したい」
俺はそう言って、手に持っていた雑誌を松潤に渡す。
そこには俺らとよく似た子達が写っていた。
「? 何それ」
「双子? なんだって。……ふ、から始まるじゃん。どう? 」
「面白そう。良いね」
松潤の了承も得られたので、俺はマネに伝えておく。
この子達に、一緒に撮っていいか聞いて。
良かったら一緒に撮れるらしいから。
気長に待ちますか(笑)
潤side
「……翔、今日撮影でしょ? 先生が早退して良いよって」
「マジ? じゃあお言葉に甘えよっか」
5時間目が終わった後の休み時間。
俺は鞄を背負って翔の教室へ。
「お、お迎え? ……ばいばーい、翔、潤」
「じゃな」
「雅、また明日!! 」
翔は机の横にかけてあった鞄を手に持ち教室を出る。
後ろから投げ掛けられた雅の言葉にそれぞれ返事をしながら、俺らは並んで廊下を歩く。
「教科書とか入れた? 」
「まさか(笑)。全教科おき勉だっつーの」
「うわ、悪」
ふふ、と顔を見合わせ2人で笑う。
最近撮影してなかったから、ほんとに久しぶりの撮影。
どんなのかなー? どんな服着るのかなー? なんて話しながら事務所へと向かった。
「……何か、どたばたしてるね」
「もうちょっと遅く来た方が良かったかな」
事務所に来たは良いが、何だか皆どたばたしている。
右へ行ったり左へ行ったり。
あ、何か投げられた。
「……影山さん? ……あの、どうし「お待ちしてましたよ!! 」……へ? 」
丁度通りかかった影山さんに声をかけると、がしっと肩を掴まれた。
「良いですか、落ち着いてよく聞いてください」
「え、なになになに。怖いんですけど……? 」
影山さん、いつもの冷静な態度はどうしたんですか。
なんて言えるはずもなく。
俺は影山さんの言葉に耳を傾けた。
「……あなた達に、撮影のお誘いが来ました」
「お誘い? 」
「誰から? 」
いや、影山さんの様子から凄い人なのは分かるけど。
「……嵐の、櫻井さんと松本さんです」
「「…………は? 」」
はぁぁぁぁぁ!?
俺は心の中で思いっきり叫ぶ。
え、嵐さんってあの国民的アイドルの?
「……受けますか? 」
「「勿論です!! 」」
影山さんの言葉に、俺らは頷いた。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
