644 *Ryosuke* ページ44
決めました!っと言ったAに着いて行き見る。
涼介「これでいいの?」
A『はい!』
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確かにダイヤだの有名な宝石が散りばめられている。
けどこれ当店じゃ一番の安物じゃね?
涼介「ほんとに?」
A『ダメ...ですかね?』
涼介「いや。Aがいいならいいけど。」
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手続きだの色々あるからって奥に通されて書かされる。
俺、このショップの息子だから別にそういうの良くね?
とか思いながら書く。
「お支払い方法は...」
これくらいの値段。
涼介「...今払う..『待って!頭金だけ...』
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涼介「え?」
A『...何かあったらいけないので。』
俺の腕を引っ張って、微笑む。
何か…って何?
疑問に思いながら財布を取り出す。
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「では、月末までにはお作りしますので。」
月末...
涼介「結納の日か。」
A『丁度いいですね。』
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もう暗くなった夜空を見上げる。
涼介「帰るよな?」
A『あ...これから会社に向かうんですけど...」
ヒイラギってどこに本社あるっけ...
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A『なので、ここでさよなら...で。』
涼介「ほんとに大丈夫?」
A『はい!』
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涼介「じゃあ、次は結納の日かな...」
A『そうですね。』
涼介「じゃ、また。」
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A『....涼介さんっ!』
涼介「...ん?」
A『あ...ありがとうございましたっ!ほんとに...』
頭を下げてゆっくり顔を上げる。
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***Fiance****
涼介「おやすみ。」
...ってね。優しい声だった。
見えなくなるまで見つめてた。
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A『...これで...後戻りはもう出来ないんだ...』
いいの?ねぇ...
A『全ては思い通り...?』
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ハルカ(プロフ) - 今現在泣いて泣いて泣いてます。ほんとに話の中に吸い込まれます。 (2018年10月10日 18時) (レス) id: f0d758750d (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩 - どんどん読み進めたくなっちゃいますね♪ (2017年9月24日 19時) (レス) id: 73437f3fa3 (このIDを非表示/違反報告)
涼苺飴 - 遅れて読んでます!!いっぱい泣きました(泣)とってもここまででは、切ないです。16までおいつけるかな……。とっても面白いです!!頑張ってください♪ (2016年12月5日 18時) (レス) id: 0f2acbae67 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - いちご姫さん» ありがとうございます!! (2015年8月7日 20時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
いちご姫 - おもしろい! (2015年8月6日 11時) (レス) id: 095752f868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/0059_asumin
作成日時:2015年3月30日 17時