同居してます、。 Vol.11 Ryosuke

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涼介「あーもうっ!見合い疲れたー!!」


家に帰るなりﾍﾞｯﾄﾞにﾀﾞｲﾌﾞ。


「可愛い子だった?」

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勝手に入ってきた姉ちゃん。


もう慣れてきたわ。


涼介「変わった子。よくわかんね。」


「へえー...名前は?」

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涼介「なんで言わなきゃなんねえんだよ。」


「いーじゃない!義理の姉になるかもしれないのよっ!?」


涼介「じゃあそんとき自分で聞けば?」


冷たい弟!って言われ、部屋を出てく姉ちゃん。

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「涼介、週末あけときなさい。」


涼介「んー。」


「Aさんと出かけてきなさい。」


涼介「んー。...ってはあぁ!?」

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今度の週末。

会う約束をしてしまった手前、もうこれは完全に良好な状態だと思われるに違いない。


俺は結婚する気はさらさらねぇのに!!!

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もう一層のこと開き直るか。


いや、それは無理。



その繰り返しでもう丸5日経ってるから。

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ｶﾚﾝﾀﾞｰを見ればもう明日は大学入試。


涼介「.....。」


皆頑張れよ...


頑張って...俺がいない皆で仲良くするのか。

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悲しすぎでしょ。


そんなことってあんの?


愛どころか友情も壊れんの?



俺もう悲劇のﾋﾛｲﾝじゃん。

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むしゃくしゃしても仕方ないのに。


別れて何日経ったっけ。


あ、もう2ヶ月くらい?


それなのに忘れてない俺って何なの?

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大ちゃんにﾁｬﾝｽ作ったくせに死ぬほど後悔してる自分何なの。


きっと皆で受かって...


幸せになってくれんのかな。

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涼介「頑張れ...」


家で祈るしか出来ない。


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涼介「頑張れ。...A。」

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