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大貴「一緒の大学行くんじゃなかったのかよ!」
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行くつもりだったよ。
俺だってそれなりに勉強もしてたよ。
その程度の約束くらい、守ってやる気でいたよ。
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涼介「やめた。」
あまりにも俺が感情のない返答だったからか。
大ちゃんが掴みかかってきて。
襟が首を絞めるくらい胸倉を掴む。
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大貴「意味わかんねぇし...
山田、お前何言ってんの...。」
侑李「ちょ、大貴!」
裕翔「ここ教室だから!」
2人が止めに入っても止める気なんてさらさらなくて。
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涼介「だから...約束破ったの。」
大貴「Aはそれで納得すんのかよっ!」
なんで大ちゃんがそんな熱くなんの。
俺だって。あの日からずっとAの言葉が頭から離れないし。
こんな状況を受け入れたくないし。
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俺だって。
いっぱいいっぱいで。
もう頭ﾊﾟﾝｸしそう。
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涼介「知らねぇよ。」
裕翔「知らないって...」
大貴「山田、無責任にもほどがある...」
涼介「俺だってなぁ...っ!!」
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掴み返した大ちゃんの制服。
一瞬怯んだ大ちゃん。
大声を出したせいで周りが一斉にこちらに視線を向けた。
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涼介「俺だって...守れるもんなら守ってるよ。」
侑李「涼介...?」
裕翔「大ちゃん、離して。」
すっと離れた腕。開放された首元。
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ほんとならもっと大事な約束を守ってやるはずだった。
ずっと隣にいるつもりだった。
鞄を乱暴に持って教室を出ようとすると後ろから腕が掴まれる。
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裕翔「大ちゃんっ...」
大貴「...Aは...」
涼介「別れた。」
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ハルカ(プロフ) - 今現在泣いて泣いて泣いてます。ほんとに話の中に吸い込まれます。 (2018年10月10日 18時) (
レス) id: f0d758750d (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩 - どんどん読み進めたくなっちゃいますね♪ (2017年9月24日 19時) (レス) id: 73437f3fa3 (このIDを非表示/違反報告)
涼苺飴 - 遅れて読んでます！！いっぱい泣きました(泣)とってもここまででは、切ないです。16までおいつけるかな……。とっても面白いです！！頑張ってください♪ (2016年12月5日 18時) (レス) id: 0f2acbae67 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - いちご姫さん» ありがとうございます！！ (2015年8月7日 20時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
いちご姫 - おもしろい！ (2015年8月6日 11時) (レス) id: 095752f868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/0059_asumin
作成日時：2015年3月30日 17時
