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先生の話も終わって、校庭に出る。
裕翔「どこで写真撮るー?」
侑李「校舎写したいよね。」
大貴「証書持つ?」
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校舎をﾊﾞｯｸに写真を数枚撮って。
1、2年の時同じｸﾗｽだった名前を忘れた人とかとも写真を撮ったりする。
「あの!先輩!!山田先輩!!」
後ろから呼ばれて振り返ると、校章の色が違うから多分後輩。
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「先輩、ﾎﾞﾀﾝくれませんか!?」
「え?!ずるい!涼介私に!!」
後輩から同学年がわらわらと集まる。
涼介「え、ﾎﾞﾀﾝ?」
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「先輩ずっと好きでした!」
「記念にﾎﾞﾀﾝだけでも!!」
とやってくる女子がものすごく怖いんですけど。
涼介「ちょ、まっ、押すなっ!!助けろ、大ちゃ...」
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「大ちゃん先輩ﾎﾞﾀﾝくださいよ!!」
「有岡先輩うちにください!」
大貴「わっ、引きちぎらないで!」
「裕翔くん、ﾎﾞﾀﾝがﾀﾞﾒならYｼｬﾂのでもいいです!」
裕翔「え、えー?そんなの要るー?」
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「知念先輩!!」
侑李「ごめん、無理かな。」
皆が捕まり取り囲まれる中、知念は冷静にﾊﾞｯｻﾊﾞｻと断っていく。
裕翔「そう断ればいいのか。」
大貴「（人1）ちゃんにあげるの?」
侑李「あげない。（人1）絶対なくすもん。」
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ってか、俺まだ囲まれ中だから!!
誰か助けろやっ!!
涼介「おい!大ちゃん!知念、裕翔くん助けろ!!」
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今頃気づいたのか声のした方を3人でｷｮﾛｷｮﾛする。
そっちじゃねぇし!こっちだし!
涼介「ｺｺだわ!!」
大貴「どこ?」
裕翔「山ちゃん〜?」
侑李「埋もれて分からん。」
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待って。女子怖い。ﾈｸﾀｲ引っ張ったら首絞まるから!
裕翔「あ、山ちゃんいた!」
涼介「裕翔くん!」
掻き分けてきた裕翔くんの後ろに隠れる。
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涼介「ごめんね。ﾎﾞﾀﾝは好きな人にしかあげるつもりないからさ。」
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名無し53407号(プロフ) - 突然すいません。号泣しました。感動です。こんな素敵なお話を書いてくださってありがとうございますほんとに。泣 (2018年1月15日 22時) (
レス) id: 42ec7976c2 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 國松真優さん» コメントありがとうございます！ こんなお話でも泣いていただけてよかったです（笑） 応援よろしくお願いします！ (2016年6月13日 8時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - しおりさん» はじめまして。コメントありがとうございます！！ 号泣（笑） 一応、感動的なシーンではあったのでよかったです（笑） 嬉しいお言葉頂けて光栄です。 (2016年6月13日 8時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
國松真優(プロフ) - すごく号泣しました。これからも応援してます！ (2016年6月13日 0時) (レス) id: 9ea6e88dce (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - はじめまして！！ いま、1人で読んで号泣してます笑笑 こんなに泣いたのはじめてです！ この小説大好きです！ (2016年1月7日 5時) (レス) id: 531f270852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作成日時：2015年4月2日 19時
