`･75･´ :お迎え 〜S〜 ページ30
＊
Aが熱を出しました。
朝から体調が悪そうで心配だったけど、
せっかく球技大会に向けて頑張ってたから
出るくらいはいいかと思ってたのに
怪我するし、本人が熱出てるの気付いてないし。
…つーかその後ケンカするって、
マジでバカじゃねーの⁉
不安でたまらなくなった僕は現場までAを迎えに行くことにしました。
そしてやっとのことでAを見つけ出した訳ですが。
翔「A‼」
フラフラとした足取りで歩いていて
俺の声に反応してこっちを向いたと思ったら
ふっと意識が途切れてゆっくりと倒れていく
俺史上最速で駆け付けギリギリのところで受け止めた
はぁー……あっぶねぇっ‼
翔「A？ち、相当あついな…
熱あんのに無茶してんじゃねぇっつうの…」
「あれ…翔…は…？」
翔「やっぱりか。何で気付かねぇんだよ
だから心配だったのに…
はぁ…とりあえずうちに帰るよ。ほら、乗って」
腕を引っ張って背中につかまらせようとすると
Aはいやだと言って離れようとする。
翔「嫌じゃねーんだよ、乗れ。」
「…や」
翔「はぁ？…何で。
今は俺が嫌だとか言ってる場合じゃないだろ？
我慢して素直に乗ってくんない？」
「ちが…だって
かぜうつっちゃうじゃん…」
…はぁ？
何ソレ、俺のため？
俺に風邪うつしたくないから近くにいきたくないって…？
そういう解釈でいいの？Don't you⁉
…何だよそれ
可愛すぎんだろ…
翔「いーよ、うつっても
それより、今はAの体調が最優先だから。
辛いんだろ？寝てもいいから乗って。
俺は大丈夫だから」
「ん…」
そう言って俺の背中にもたれた途端、
全身の力を抜いてぐったりするA。
耳元で聴こえる息づかいは荒く
Aの熱で背中はじんわり汗ばんできた。
相当ムリしてたんじゃねーか…
何でも一人で解決しようとしやがって
「…しょ……ごめ……」
翔「いいから寝てろ。」
「ん…」
そこで意識が途切れたんだろう、
かくんっとなったと思えば
背中にかかる重さが増した
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怪し嵐(プロフ) - コメントありがとうございます！そうなんです！この話で松潤は金髪姫と赤王子を繋ぐ大事な存在なんです！ (＞∀＜＊)優潤をこれからもよろしくお願いします♪(笑) (2017年1月2日 22時) (
レス) id: c3560c009a (このIDを非表示/違反報告)
涙姫 - 松潤優しい… (2016年12月31日 14時) (レス) id: cb35e57486 (このIDを非表示/違反報告)
怪し嵐(プロフ) - ゆかりさん» コメありがとうございます！このお話での翔さんはよくTVで見る優等生キャラでだけど少し闇を抱えている…というような感じです！大好きと言っていただけてとても嬉しいです。また是非、コメントしてくださいね♪ (2016年7月29日 0時) (レス) id: c3560c009a (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 翔ちゃん大好き愛してる (2016年7月29日 0時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありゃっしー | 作成日時：2016年7月25日 13時
