`･56･´ :びしょ濡れ ページ11
＊
教室入ってすぐ後悔した
教室にいる誰もがオレを見て絶句していたからだ。
どいつもこいつも…なんつーマヌケ面だよ。
理由が分からないわけではない
だって…オレずぶ濡れだし
固まってもおかしくない
だけどオレは今、すこぶるキゲンが悪い
理由が分かっててもその態度にイラッとした。
自己中？知るかんなもん
クソらいがオレのこと起こさずに
置いてくのが悪ぃんだよ。
あー、目覚ましクッソうるさかった…
ALT「Wow! What's happened!? You are wet through.」
(まぁ！どうしたの！？びしょぬれじゃない。)
「Don't worry.
I only forgot bringing my umbrella.」
(気にすんな、傘忘れただけだから。)
なっとくしたのかは知らないけど
ALTは授業を続けることにしたらしい。
翔「どう登校したらそんなことになるの。」
「…。」
翔「あれ？英語で言わないと通じないのかな？
What did you do?」
「…I can't understand what do you say.」
翔「分かってるでしょ。笑
何で不機嫌？」
「…お前うぜぇ。カンケーねーだろ。
I'll sleep from just now, don't speak to me.」
クソらいが英語を話すのが無性に苛ついたから
一方的に会話を終わらせて寝る。
濡れたシャツがちょっと肌寒いけどまぁいいか。
翔「はぁ…
心配するこっちの身にもなれっつの…」
知らねーよ
心配すんのはお前の勝手だろうがよ。
頼んだ覚えなんてねぇし…
そう言おうと思って、やめた。
翔「ねぇ、せめてタオルで拭いてくれる？
はい、これ」
「…ん。」
確かにこのままだと水たまりができそうだったから
それは大人しく借りておくことにした。
`･57･´ :着替え→←`･55･´ :不思議な行動 〜A〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
怪し嵐(プロフ) - コメントありがとうございます！そうなんです！この話で松潤は金髪姫と赤王子を繋ぐ大事な存在なんです！ (＞∀＜＊)優潤をこれからもよろしくお願いします♪(笑) (2017年1月2日 22時) (
レス) id: c3560c009a (このIDを非表示/違反報告)
涙姫 - 松潤優しい… (2016年12月31日 14時) (レス) id: cb35e57486 (このIDを非表示/違反報告)
怪し嵐(プロフ) - ゆかりさん» コメありがとうございます！このお話での翔さんはよくTVで見る優等生キャラでだけど少し闇を抱えている…というような感じです！大好きと言っていただけてとても嬉しいです。また是非、コメントしてくださいね♪ (2016年7月29日 0時) (レス) id: c3560c009a (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 翔ちゃん大好き愛してる (2016年7月29日 0時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありゃっしー | 作成日時：2016年7月25日 13時
