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〜拓弥 side〜
女子達に向かっていったあいつを
俺はずっと見ていた。
コソコソして。
あいつが腹を立たせてたのは俺にもわかった。
すると女子達が手を振り上げた。
叩く気かよ。
俺はすぐさま席を立ち
女子の手を掴んだ。
「暴力はいけないと思うけど?」
俺はそう言うと女子達がオドオドしていた。
手をあげるなんて卑怯だろ。
汚い手ばかり使いやがって。
女子は怖い。
あいつが珍しく礼を言ってきた。
「迷惑だよね。」
そんな言葉に俺はあいつに聞こえないくらい
小さな声で
「迷惑なんかじゃねぇよ。」
そう言った。
迷惑なんかじゃない。
だって俺は
あいつが好きなんだから。
むしろ嬉しかった。
あいつはどう思ってるのかな。
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雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年6月1日 9時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - これは……オリジナル作品なんですか? (2015年12月12日 21時) (レス) id: 2a11be005e (このIDを非表示/違反報告)
くろぶた8// - こんにちは!!キュンキュンしますこの小説!!タクヤが可愛すぎて・・・/// 更新顔晴ってください!! (2015年5月29日 18時) (レス) id: 13c53ab9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーちゃん | 作成日時:2015年3月29日 21時