私と先生の秘密。2 (ページ23)

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73時間目。ページ23

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『ねぇ、本格的に受験生になったらなかなか遊べないし
今週末どっかでかけない？』

いつも通り夕飯をうちで食べるひーくんが

突然デートのお誘いをしてきた。

「えっ、いいの!?」

『最近あんまりゆっくり時間取れてないなぁって思ってたし
俺もAといる方が息抜きになるしさ？』

久しぶりのゆっくりデート。

最近おでかけしたのっていつだろ？ってくらい

どこかに出かけて、お買い物したりご飯食べたり

デートらしいことしっかりできてなかったなぁ～

「楽しみだなぁ～どこ行く？ひーくんやりたいことないの？」

『やりたいことって笑
ん～そうだなぁ…本当は1泊くらいしたいけどなぁ…』

え、1泊？

いやいやいや、それはちょっと…まだ恥ずかしい…

いろんなこと考えてたらすごい顔をしてたみたいで

『行かないからそんな顔しないでよ笑』

って言われてしまう笑

「え、あ、ごめんごめん
嫌とかじゃなくて恥ずかしいかなぁって…」

『あははっ笑
やっぱAは可愛いなぁ笑』

そう言いながら頭をポンポンと撫でるように触った後

ギュッと私を抱きしめて

『高校、あと1年だね』

突然寂しいそうな声でそんなこと言ってくるなんて

何かあったのかな？

聞きたいけどどうすればいいか分からず

「うん…あっとゆう間だったなぁ」

と返すので精一杯。

『まさか付き合えると思ってなかったし
もっと言ったら俺のいる高校受けてくれるなんて
思ってもなかったからさ？
俺的には3年間制服着た可愛いAの姿見れるだけで
幸せかもなんて思ってたけど笑』

「私も付き合えるなんてる思ってなかった。
それに、どこかで先生と生徒になっちゃったら
ダメなんだろうなって思ってたから
夢見たいな感じだな、今も。
だからあと1年、頑張らなきゃいけないね」

それからちょっとだけ希望する進路に受かってからの

近い将来の話をしてひーくんは帰って行った。

部屋に1人でいると、やっぱりひーくんと

一緒に住みたいなぁって気持ちが大きくなって

早く高校卒業したいかもって思い始めたことは内緒。

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