51時間目。 ページ1
.
「……とゆうことがあったんだけどね？」
「いや、お前有名なんかい」
その日の夜。
晩御飯をお兄ちゃんと食べてる時に
今日あった話をしてみると
「まぁ、照に知られたら終わるな、そいつ」
ひーくんに知られたら終わり。
まずい…それは大変まずいです。
「でも、ひーくんと付き合ってること
目黒くんに知られたらまずいよね？」
先生と生徒が付き合ってるなんて
そんなの学校に言われたら終わるのが目に見えてる。
「照以外と話すことを断つしかないな」
「やっぱり私の高校生活は孤独なんだね…」
「担任が照だったらなぁ〜
あいつまじで何やってんだよ担任じゃねぇなんて」
「いやそれはひーくんの意思は尊重されないから」
ひーくんは1年生の担任を引き続きすることになり
1年と2年は階も違うし
英語の担当も別の人に変わるから
学校でひーくんに会える時間が本当にない。
しかもしばらくは新入生の行事とか忙しいみたいで
プライベートでも時間が減るかもしれなくて…
『家行ける時は行くし連絡は毎日するから嫌いにならないで』
って言われたんだけど…
「ひーくん、今夜は来れないよねぇ…」
お兄ちゃんが目の前にいるのに
独り言は全部ひーくんのこと。
「お前らまじで似てきたな」
って言われる始末。
「お兄ちゃん嫌い」
「えなんで？」
明日はひーくんに会えますように。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 610人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なっちゃん | 作成日時：2021年2月18日 12時
