46時間目。 ページ46
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満腹になって外に出ると
「うわぁ…！雪だぁ！」
雪がチラチラ降っていてホワイトクリスマス。
『寒いけど、めちゃめちゃいいクリスマスだね』
笑うと無くなるひーくんの目。
無くなるほど笑ったその表情が私は一番大好きで
普段とのギャップも惹かれたうちの1つ。
「そうだね！明日の朝積もってたらいいなぁ〜」
『さすがに積もらないと思うなぁ笑』
「えぇ〜そうかなぁ…雪だるま作りたかったなぁ」
『じゃあもし明日積もってたら
朝から2人で雪だるま作ろっか』
「うん！私とひーくんの雪だるまね！」
我ながら高校生と成人男性とは思えない
なんとも幼稚な会話だなぁと思うけど
どうでもいいことでも楽しくしてくれて
私のやることに全力で受け止めてくれる人は
絶対にこの人しかない。
だから今日はいつもより素直になって
「ねぇひーくん？」
『ん〜？』
ギュッと手を握って腕を絡めて
『え？』
とびっきりの笑顔で
「ひーくん、だぁいすき！」
私なりの愛を伝える。
『……俺が手出せないこと知っててやるなんて
Aってほんと小悪魔…』
すぐに拗ねちゃったり
自分の友達に嫉妬しちゃったり
めちゃめちゃ過保護だけど。
「ひーくんの彼女になれて幸せだなぁって
思っただけなんだけどなぁ」
長い片思いが両想いになって幸せ。
『俺も、Aが俺の彼女になるなんて
夢にと思ってなかったから幸せすぎてやばい』
これからもずっとずっと
「来年も再来年も
ずっとずっと一緒にクリスマス過ごそうね！」
『当たり前じゃん』
駐車場までの道のりにキラキラ光るイルミネーションと
雪がチラつく街並みの中でちょっとだけ立ち止まって
そっと内緒のキスをした。
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なっちゃん(プロフ) - まりえさん» コメントありがとうございます！ひーくんside、考えてなかったですがいいですね！完結した後の番外編としてしてみようかなぁ…？参考にさせていただきます！ありがとうございます！ (2021年2月10日 20時) (
レス) id: cc53921074 (このIDを非表示/違反報告)
まりえ(プロフ) - いつもキュンキュンしてます(*^^*)もしよければひーくんsideも読んでみたいですっ！応援してます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2021年2月10日 18時) (レス) id: c4d68ae9e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作成日時：2021年1月23日 13時
